プライベート・エクイティー投資、ヘッジファンド投資とCFD投資⑤

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基本的に、プライベート・エクイティー・ファンドの投資家(Limited Partners(以後LP))は企業年金基金、公務員年金基金などの年金ファンドや、FOF(ファンド・オブ・ファンズ)、投資信託等、保険会社等の機関投資家である。

ファンド運営者側はGP(General Partners)と呼ばれ、LPからの投資対リターン要求を超える利率を叩き出す義務がある。(通常は20%がハードル)

こうした中で、ファンドと投資対象企業の利害は、人員リストラや、不採算事業・ノンコア事業売却等、聖域無きコスト削減、贅肉削除により事業価値を向上させる方向性では、一致する事もあるが、事業の継続性が前提の会社サイドと、いつかは最大のリターンを生む形でExitする宿命を負うファンドでは、究極的には相容れない部分も多いのが現実なのである。

PEファンドのプレーヤーは、ファンドへの投資家(LP)と、投資先企業「経営陣」、そしてファンドのReputationに、個人の利益、様々な立場の存在をバランスよく纏めつつ、最終的に投資で利益を上げれば、個人的にも(ファンドのPartnerであればだが)巨額の報酬が入る仕組みである。また、仮に想定リターンのハードルを超えなくとも、募集したファンドに応じて一定比率で運営会社に入る「管理報酬」は、ファンド規模が巨大化すれば、相当な額となり、運営会社(GP)経営陣をノー・リスクで潤すことになる。

ここで二点問題がある。
1つは、ファンドのプレーヤーの想定する「様々な立場」において、ファンドのReputation、に少々関与はするが、投資対象企業の一般個人投資家の利益、は入っていない。
2つは、仮にリターンを上げられなくとも、10年満期のファンドであれば、その間は高額の報酬を受け取り続けることができ、GPは、いわゆるモラル・ハザードを起こすリスクもある、という点だ。

(参考書籍)
稲盛和夫氏のファンド観が、一部ではありますが、掲載されている書籍を紹介します。同氏は、現在カーライル・グループとともにPHS技術を核としたウィルコムを運営・発展させようとしていますが、同氏の視点は非常に参考になります。

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