プライベート・エクイティー投資、ヘッジファンド投資とCFD投資⑦

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次に、ヘッジファンド投資について簡潔に述べたい。
PE(プライベート・エクイティー)ファンド同様、ヘッジファンドの資金源も、多くは企業年金基金、公務員年金基金などの年金ファンドや、FOF(ファンド・オブ・ファンズ)、投資信託等、保険会社等の機関投資家である。
一般的に機関投資家は、株式や国債社債などのいわゆるコモディティー投資商品に資金をアロケートする。そして、コモディティーに比較してリスクは高いが、相応に高いリターンも期待できる意味で、保有資金の一部をそれ以外のヘッジファンド、PE(プライベート・エクイティー)ファンド、VC(ベンチャー・キャピタル)ファンドに投資する。これを「(コモディティーの)代替(オルタナティブ)投資」という。

ヘッジファンド投資は、CFD投資とほぼ同じ、と考えてもらっても良い、と個人的には考えている。
先述したPE(プライベート・エクイティー)ファンドは、名前の通り、「プライベート・エクイティー(非公開株式投資)」がミッションであり、公開株式投資は原則しない。(アデランスホールディングスの場合は、経営をユニゾンが実質的に握れるので、例外なのであろうと推察するが)
一方で、ヘッジファンドの投資対象は、公開株式、非公開株式、債券、商品、為替、各種指数。森羅万象総て、であり、「空売り」実行により、下げ相場の際でも利益創出が可能である。
その意味で、投資対象が5000種類に及び、「売り(ショート)」からも「買い」からも相場参加できるCFD投資と酷似している。CFD投資は、「小額で実践できる個人ヘッジファンド投資」とも言い換えられる。

PE(プライベート・エクイティー)ファンドはLBOレバレッジド・バイアウト)実行の際には、Debt(借入れ)を活用して、IRR(内部収益率)向上を目指す。このLBOファイナンスがStuckしてしまっていることが、今日のPE(プライベート・エクイティー)ファンドの窮状の一因でもある。
一方で、ヘッジファンドは、PEファンドより遥かに高いレバレッジを掛けて更なるIRRの最大化を図る。
基本的に、PE(プライベート・エクイティー)ファンドのように「投資対象の支配権を握る」という概念がない(そもそも持てない投資対象が多い)ため、理論価格と実際の価格のごくわずかな乖離に対して、大きなレバレッジを掛けて投資し、リターンを上げるのが一般的な手法である。

その意味で、本不況下において、当然の事ながら、ヘッジファンドの方がPE(プライベート・エクイティー)ファンドよりも保有資産毀損が激しいのは否めない。またレバレッジも掛けづらく、更に「空売り」制限が厳格化している中、極めて困窮した状況に陥っていることは確かだ。

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