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おはようございます。
本日もどうぞよろしくお願いします。
■ 前日の市況
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●株式
香港ハンセン
20,341.64
(-380.44)
ＮＹダウ
10,002.18
(-268.37)
日経平均
10,355.98
(-48.35)
日経225先物（シカゴ）
10,035
(-430.00)
●為替
通貨の強弱（弱→強）
（ユーロ→ドル→円）
ドル−円
88.96
(-2.02)
ユーロ−円
122.17
(-4.24)
ユーロ−ドル
1.3733
(-0.0161)
●債券
米国10年債
3.60%
(-0.10%)
日本10年債
1.36%
(+0.02%)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 相場コメント
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・香港株、中国株とも下落。
・中国大手銀行が増資が必要との報道や
商品相場安を受けて、銀行株、資源株が
売られた。
・欧州株は大幅下落。
・西欧18カ国のうち17カ国の主要株価指
数が下落して全面安の展開。
・特に財政懸念のあるポルトガル、スペ
インの下落が大きい。
・財政問題に対する懸念が欧州全体に波
及してきており、予断を許さない。
・米国株は大幅下落。
・米労働省が発表した1月30日終了週の
新規失業保険週間申請件数は、48万件と、
予想外に増加した。
・新規失業保険申請件数が多いというこ
とは依然、雇用の改善が進んでいないこ
とを裏付けている。
・欧州の財政懸念による株安と米国の
経済指標の悪化を嫌気して、米国株は
大幅安となった。
・世界の同時株安を受けて、商品市場も
大きく売られ、資金は安全資産の先進国
債券に集中している。
・資金は円に回帰し、円は独歩高の展開。
本日の日本市場も急激な円高を受け、大
幅な株安、債券高の展開か。
・本日の米雇用統計が悪い数字だと、更
に世界同時株安が進行するので、注意し
た方がよい。
■ トピック
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・昨日の続きです。
・ブラジルは21世紀の世界の食料基地と
なり、食料問題のカギを握ることになる
と私は考えます。
・ブラジルは既に世界有数の農産物輸出
国であり、その輸出額は上昇を続けてい
ます。
・大豆世界２位、どうもろこし世界３位、
砂糖世界１位、食肉世界１位と重要な穀
物と贅沢品で主要な地位を築いています
。（ちなみに食肉の輸出では米国を既に
超えて世界一です）
・ブラジルの農地は国土の5％しかなく、
商業的農業生産の可能な土地はさらに
20％存在します。これは米国の耕作地の
8割に匹敵する規模です。
・また、農作物も畜産物も水（淡水）が
必要ですが、ブラジルは世界の淡水の20
％を保有しており、水の心配はありませ
ん。
・このように、潜在的耕地面積や水資源
の面で圧倒的に有利な地位にあり、まだ
まだ農産物生産は伸びていきます。
・ブラジルの農業は、川下部分まで含め
るとブラジルのGDPの3割を占めているの
で、このように農産物生産・輸出が今後
増えてくれば、農業分野がブラジルの経
済成長を後押しすることでしょう。
・このように、新しい成長する2つの胃
袋（中国、インド）を満たすことができ
るのは、潜在生産能力の高いブラジル
であり、ブラジルの食料の安定供給なく
して、中国、インドの成長はないでしょ
う。
・世界人口の爆発的な増加の前には、今
後も常に食料問題は付きまといます。
・21世紀の世界の食料基地となるブラジ
ルがこの食料問題のカギを握っており、
今後より一層、その存在価値を高めるこ
とになるでしょう。
・中国、インド等人口大国に投資して
いる人、食料輸入国日本に住んでいる
人は、食料価格上昇をヘッジする意味で
も、ブラジルに投資しておくべきでは
ないかと思います。
・今回は、食料問題に焦点をあてまし
たが、ブラジルは、オリンピック、ワ
ールドカップ開催、石油資源等が豊富
、エコ大国（水力発電の割合が高く、
ガソリンもエタノールを使用）等この
他にも魅力は多くあります。
・ちょうど、過熱していたブラジル株
が下がってきました。タイミングをみ
て少しずつ購入していきたいですね。
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お薦めです。
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