PIIGS　から　STUPID　へ

想定利回り7.0％の不動産ファンド

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おはようございます。

本日もどうぞよろしくお願いします。

■ 前日の市況
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●株式
香港ハンセン　
20,377.27
(+483.25)

ドイツDAX指数　
5,688.44
(-33.61)

ＮＹダウ　
10,383.38
(-10.81)

日経平均　
10,400.47
(+276.89)

日経225先物（シカゴ）　
10,390
(+80.00)

●為替
通貨の強弱（弱→強）
（ユーロ→ドル→円）

ドル−円
91.12
(-0.49)

ユーロ−円
123.90
(-0.65)

ユーロ−ドル
1.3594
(-0.0002)

●債券
米国10年債　
3.79%
(+0.01%)

日本10年債　
1.33%
(+0.01%)

●商品
NYMEX 原油先物
80.20
(+0.39)

NYMEX 金先物
1,115.60
(-4.80)

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■ 相場コメント
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（香港株は上昇）
・旧正月明けの中国株式市場の動向が注
目されたが、比較的落ち着いた動きで、
小幅な下落にとどまったことから、売り
込まれていた香港株は上昇となった。

（欧州株は下落）
・ヘルスケア関連企業の業績悪化を嫌気
した売りが優勢となった。

・米上院のボーカス議員、グラスリー議
員が20日発表した報告書で、医薬品グラ
クソ・スミスクラインの糖尿病薬につい
て販売中止を勧告したことが大きく影響
した。

・ギリシャ債務問題や中国の景気減速懸
念は依然くすぶっている状況。

（米国株は下落）
・米石油関連企業の約1兆円のM&Aの発表
を受けて上昇したが、バーナンキ FRB議長
の議会証言を控えて様子見ムードが強く、
引けにかけ下落した。

・FRB関係者がこれ以上の公定歩合の引
き上げやFF金利の利上げは必要ないと
メッセージを発していることから、市
場はやや落ち着いた状態ではある。

【　PIIGS　から　STUPID　へ　】
・ギリシャをはじめとした南欧の債務
問題を国の頭文字をとって「PIIGS」と
呼ばれている。

P（ポルトガル）
I（アイルランド）
I（イタリア）
G（ギリシャ）、
S（スペイン）

・ただ、この債務問題の懸念もドバイ
危機への不安が再燃していることもあ
り、ユーロ圏以外へじわじわと連鎖し
てきている。

・そして、ひそかに次の標的は
「STUPID」とささやかれ始めている。

S（スペイン）
T（トルコ）
U（英国UK）
P（ポルトガル）
I（イタリア）
D（ドバイ）

・イギリスをはじめプライドの高い
先進国が入っており、さすがに
「バカ」と呼ばれると、怒ると思うが。

・ギリシャと違いどこも先進国の大国
であり、債務残高も非常に大きい。

・このどこかがこけたら、市場は大混
乱であろう。

・先進国の国債なら大丈夫という暗黙
の了解も、格付が高いから大丈夫とい
う考えももう通用しない。

・火が大きくならないうちに、さっと
引き上げるのも投資である。

・これらの国の債券または債券の入っ
た投信をお持ちなら、売却して比較的
安全で金利の高い、オーストラリア債、
カナダ債に乗り換えることをお薦めす
る。

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