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■ 前日の市況
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●株式
香港ハンセン
休場
ドイツDAX指数
休場
ＮＹダウ
10,973.55
(+46.48)
日経平均
11,339.30
(+53.21)
日経225先物（シカゴ）
11,440
(+45.00)
●為替
通貨の強弱（弱→強）
（ユーロ→ドル→円）
ドル−円
94.34
(-0.24)
ユーロ−円
127.19
(-0.51)
ユーロ−ドル
1.3482
(-0.0020)
●債券
米国10年債
3.99%
(+0.04%)
日本10年債
1.39%
(+0.03%)
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■ 相場コメント
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（アジア）
・中国、香港は休場。
・インド、インドネシアの株価は大幅高。
・特にインドは3年ぶりの高成長に加速
するとの財務省発言で好感され、2年1ヶ
月ぶりの高値をつけた。
（欧州）
・休場
（米国）
・3月の米非製造業景況指数は前月に比べ
2.4ポイント上昇し、3年10ヶ月の水準に
改善。予想を上回った。
・これを受け、景気回復期待が強まり、
株価は上昇した。
・円キャリートレードが新興国・資源国
通貨、商品相場を押し上げて過熱感が出
始めている。
（トピック）
・米国債の10年利回りが一時節目の4%を
上回った。
・通常、景気回復期待が高まり、株式が
買われると、安全資産である債券が売ら
れ、債券価格が下落し、利回りが上昇す
る。
・一つはこの動きを反映し、米国債の利
回りが上昇している。
・もう一つは、米国債の発行量が過大す
ぎるために、米国債の需給懸念から、米
国債が売られ、債券価格が下落し、利回
りが上昇している。
・どちらの要因にしろ、米国政府として
は米国債の利回り上昇は受け入れがたい。
・米国債の利回りが上昇すると、今後発
行する国債の金利が高くなり、利払い負
担が増す。
・また住宅ローン金利上昇に波及し、
一層住宅市場を冷え込ませることになる。
・景気回復期待が出ると、すぐ利上げだ
と連想するが、このように米国も日本と
同様、金利はすぐには上げられない事情
がある。
・米国の財務の実態は、問題のギリシャ
とそう変わらないくらい悪化しているの
である。
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