中国の銀行が相次ぐ増資、その意味は?

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おはようございます。

本日もどうぞよろしくお願いします。

■ 前日の市況
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●株式
香港ハンセン 
19,786.71
(+314.91)

ドイツDAX指数 
6,054.63
(+73.43)

NYダウ 
10,255.28
(+5.74)

日経平均 
9,914.19
(+310.95)

日経225先物(シカゴ) 
9,920
(+105.00)

●為替
通貨の強弱(弱→強)
(ユーロ→円→ドル)

ドル−円
92.68
(+0.59)

ユーロ−円
112.72
(-0.06)

ユーロ−ドル
1.2162
(-0.0082)

●債券
米国10年債 
3.37%
(+0.02%)

日本10年債 
1.29%
(+0.01%)

●商品
NYMEX原油先物
74.61
(+1.21)

NYMEX金先物
1,205.20
(-17.60)

■ 相場コメント
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(アジア)
・香港株は上昇。中国株は下落。

・香港、中国株とも前日の米国株の全面
高を好感し、買われたが、中国株は不動
産規制に伴う不動産株の下落に圧迫され
た。

・また最近、銀行が株式市場を利用した
資金調達を加速しているのも相場を圧迫
している。

(欧州)
・欧州株は上昇。

・5月のユーロ圏の景気指数の改定値が
小幅上昇したことや前日の米国株上昇の
流れを好感して買われた。

(米国)
・米国株は横ばい。

・米国の雇用関連の経済指標が堅調な結
果であることから、上昇に転じたが、
消費関連指標が伸び悩んだことから、
売り込まれた。

・本日発表の雇用統計に注目か。

【トピック】
・中国の銀行が相次ぐ増資に踏み切って
いる。主要銀行はずべて計画を発表した。

・増資は株式の供給を増やすことになる
ので、株式の価値が下がり、市場にとっ
て、下落圧力となる。

・増資の理由には2通りが考えられる。

・1つは、今後貸出を伸ばすにあたって、
自己資本が足りないので、補強するとい
う前向きなもの。
(貸出を増やすにあたっては、一定の
比率の自己資本が必要なため)

・1つは、今後の貸倒損失に備えて、予
防的に自己資本を増やすというもの。
(貸出損失は自己資本の減少を伴うため)

・今回は残念ながら、後者の方ではない
かと思う。

・昨年のリーマンショック後に実施した
約50兆円の景気対策は、大半が地方の
インフラ整備のプロジェクトに投じられ
た。

・この際、地方政府は土地を担保に銀行
から多額の借入を行っている。

・現在、政府が不動産市場の過熱を抑制
する方向で動いているため、

 この土地担保の借入を地方政府が返済
できなくなる可能性があるのではないか
と言われている。

・一説には、この地方政府の融資額の30
〜50%が焦げ付く可能性があるらしい。

・経済成長が著しいときは少々の貸出の
焦げ付きは問題ないが、

 景気減速懸念が出ている中では、この
焦げ付きが更に景気を減速させることに
なりかねないので、より問題は深刻だ。

・今回の銀行の資金調達には、このよう
な背景があると予想されるので、まだ
株価は下げる可能性があろう。

・中国株式市場への投資は、もう少し様
子を見た方がよさそうだ。

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