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■ 前日の市況
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●株式
香港ハンセン
21,093.82
(+2.64)
ドイツDAX指数
6,134.70
(-44.24)
ＮＹダウ
10,467.16
(-30.72)
日経平均
9,696.02
(-57.25)
日経225先物（シカゴ）
9,645
(-50.00)
●為替
通貨の強弱（弱→強）
（ドル→ユーロ→円）
ドル−円
86.74
(-0.74)
ユーロ−円
113.47
(-0.20)
ユーロ−ドル
1.3076
(+0.0085)
●債券
米国10年債
2.99%
(-0.00%)
日本10年債
1.09%
(-0.01%)
■ 相場コメント
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
（アジア）
・中国株、香港株とも小幅上昇。
・中国人民銀行（中央銀行）が「適度に
緩和的な」金融政策を維持する方針を示
したことを好感し上昇。
（欧州）
・欧州株は下落。
・明日発表の米GDPの伸びが鈍化するので
はないかとの懸念が強まり、様子見モー
ドが広がっている。
（米国）
・米国株は下落。
・ハイテク企業のよる業績見通しの下方
修正が相次いだことや米地区連銀総裁が
米経済のデフレに懸念を示したことから、
買いを控える動きが強まった。
（全体）
・欧州財政問題が一段落したと思ったら、
今後は米経済の先行きに対し、市場の
焦点が当たってきた。
・先日のバーナンキ米FRB議長の「米景
気の先行きは異例なほど不確か」と発言
したこと、
・米政策金利の決定権を持つ米FOMCの
メンバーであるセントルイス連銀総裁が、
「米経済が日本のようなデフレに陥る確
率を高めている可能性があり、米FRBに
よる一段米国債買い入れを検討すべき」
と発言したことからも、米景気が減速す
るのは確かなようだ。
・今後、米FRBによる一段の量的緩和や
ゼロ金利の長期化により一層ドル安は、
進んでいくのではないかと思われる。
・少なくとも11月の米中間選挙までは
そう動くであろう。
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