今週の相場 - NFTで資産運用

今週もがんばりましょう。

■ 前日の市況
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●株式
中国上海A株
2,712.04
(-10.53)

香港ハンセン　
21,977.34
(+6.48)

ドイツDAX指数　
6,294.58
(+84.82)

ＮＹダウ　
10,753.62
(+145.77)

日経平均　
9,626.09
(+0.00)

日経225先物（シカゴ）　
9,715
(+145.00)

●為替
通貨の強弱（弱→強）
（ドル→ユーロ→円）

ドル−円
85.71
(-0.14)

ユーロ−円
111.95
(-0.03)

ユーロ−ドル
1.3062
(+0.0016)

●債券
米国10年債　
2.70%
(-0.04%)

日本10年債　
1.08%
(+0.00%)

●商品
NYMEX 原油先物
74.62
(+1.08)

NYMEX 金先物
1,279.30
(+5.50)

■ 前日のコメント
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（アジア）
・中国株は下落、香港株は上昇。

・中国当局が自己資本規制を強化し、
融資を抑制するとの観測から、中国株は
下落。

・一方、香港株は人民元高により中国本
土からの不動産投資が増加するとの見方
から不動産株中心に上昇。

（欧州）
・欧州株は上昇。

・英石油大手BPがメキシコ湾原油流出事
故の原因となった油井を完全封鎖したこ
とを好感し、資源株中心に上昇。

・市場の2番底に陥る可能性はないとの
見方で悲観論は和らいでいる状況。

（米国）
・米国株は上昇。

・9月の米住宅建設業者の景況感は1年半
ぶりの低水準にとどまる等厳しい経済指
標が発表されるなかではあるが、逆に株
式は上昇している。

・米景気後退が2009年6月に底を打った
との全米経済研究所（政府機関）の発表
が材料となっているようだ。

■ 今週の相場
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・先週の日経平均は、386円高（+4.2%）
となった。

・これは、政府・日銀による6年半ぶり
の為替介入で、円が85円台と急落して円
安になったことを好感し、輸出株中心に
買われたからである。

・米国はどうかというと、NYダウは先週
145ドル高（+1.4%）と、なんだかんだい
って3週間連続で上昇した。

・一時、2番底懸念が出て、市場は悲観
的になっていたが、最近の米の経済指標
は、一方的に悪いわけでもなく、過度な
心配は和らいているようだ。

・今週は、米国については、21日に予定
しているFOMCで追加金融緩和策を打ち出
すか否かが注目されている。

・もし、国債追加買い入れ等発表になる
と、米国の長期金利が低下し、日本との
長期金利差が縮まり、円が買われやすい
展開となる。

・ドル円相場は、政府・日銀の為替介入
で一旦は円安に振れているが、米国の
金融政策によっては、円高に再度動く
可能性があるということを念頭に置いて
おくべきであろう。

・あと、今週は中国の動きにも注目。

・米国が人民元切り上げを中国に迫って
おり、日本も尖閣沖衝突問題で中国に
厳しい態度をとっている。

・中国は融資規制等で景気を引き締める
方向に動いていること、人民元切り上げ
が輸出企業に痛手となることから、
景気は厳しくなっていくことが予想され
る。

・また、外圧による中国国内不満の高ま
りが、外国企業への規制強化等経済問題
へ発展する可能性もあるので、注意が必
要。

・中国がこければ、世界がこけるので、
中国のこの動向をみると、欧米市場のよ
うにそう楽観的になれないと思うのだが。

・最近の欧米の株高には少し違和感を感
じており、警告をならしたい気分である。

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