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■ 前日の市況
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●株式
中国 上海A株
3,175.39
(-15.13)
香港ハンセン
24,144.67
(+473.25)
ドイツDAX指数
6,617.80
(-36.51)
ＮＹダウ
11,215.13
(+26.41)
日経平均
9,159.98
(+0.00)
日経225先物（シカゴ）
9,305
(+55.00)
●為替
通貨の強弱（弱→強）
（円→ドル→ユーロ）
ドル−円
81.05
(+0.43)
ユーロ−円
114.62
(+1.50)
ユーロ−ドル
1.4143
(+0.0112)
●債券
米国10年債
2.57%
(-0.02%)
日本10年債
0.95%
(+0.00%)
●商品
NYMEX原油先物
85.03
(+0.56)
NYMEX金先物
1,340.40
(-17.10)
■ 前日の相場のコメント
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（アジア）
・中国株は下落、香港株は上昇。
・中国当局がインフレ抑制のため引き締
め措置をとるのではないかとの懸念が出
て、中国株は売りが優勢となった。
・香港株は約2年半ぶりの高値まで上昇。
先進各国の量的緩和の資金がアジア金融
の中心である香港市場に大量に流れ込む
との見方が出て、買いを誘った。
（欧州）
・欧州株は下落。
・引け後に発表になる米FOMCの結果待ち
で、積極的な買いはなく、様子見の展開。
（米国）
・米国株は上昇。
・米FRBが2011年半ばまでに6,000億ドル
の国債を追加的に買い入れる方針を示し
たことで、予想された5,000億ドルより
多かったことから、市場に安心感が出て、
株式は上昇した。
・米中間選挙で共和党が勝利したことで、
企業側を優遇する政策が取られるとの思
惑が上昇を後押しした。
（まとめ）
・米FRBの追加緩和の規模は、市場予想を
若干上回る程度で、サプライズも失望感
もなく、市場に大きな悪影響を与えること
はなかった。
・低金利政策の継続とドル安の方向性は
維持されたことから、市場に安心感が出
ており、大量に供給されるマネーは、
金利の高く、成長も期待できる新興国の
債券や株式、商品市場に向かう可能性が
出てきた。
・あとは、今週予定されているイギリス、
日本、ユーロでの金融政策決定会合で、
どのような対抗措置をとるかで、為替の
方向性が左右されるであろう。
・ひと山越えたところだが、これらの結
果出るまでもう少し、様子をみたい。
