2011年の世界経済は?

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あけましておめでとうございます。

本年もどうそよろしくお願いします。

■ 前日の市況
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●株式
中国 上海A株
2,940.24
(+0.00)

香港ハンセン 
23,436.05
(+400.60)

ドイツDAX指数 
6,989.74
(+75.55)

NYダウ 
11,670.75
(+93.24)

日経平均 
10,228.92
(+0.00)

日経225先物(シカゴ) 
10,365
(+135.00)

●為替
通貨の強弱(弱→強)
(円→ドル→ユーロ)

ドル−円
81.70
(+0.52)

ユーロ−円
109.14
(+0.78)

ユーロ−ドル
1.3359
(+0.0011)

●債券
米国10年債 
3.34%
(+0.03%)

日本10年債 
1.13%
(+0.00%)

●商品
NYMEX原油先物
91.72
(+0.34)

NYMEX金先物
1,413.80
(-7.30)

■ コメント
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
世界の株式市場は、ほぼすべての市場で株高となる明るいマーケットの幕開けとなりました。

さて、2011年の世界経済はどうなっていくか。

IMFの成長率見通しを参考に考えてみましょう。

主な国・地域の成長率見通し
(IMF2010年10月見通しより)

2010年 2011年
世界経済 4.8% 4.2%
中国 10.5% 9.6%
インド 9.7% 8.4%
東南アジア(※) 6.6% 5.4%
ロシア 4.0% 4.3%
ブラジル 7.5% 4.1%
米国 2.6% 2.3%
ユーロ圏 1.7% 1.5%
日本 2.8% 1.5%
オーストラリア 3.0% 3.5%
(※)インドネシア、タイ、フィリピン、
マレーシア、ベトナムの5カ国

●2011年は主要な世界の指導者の選挙があり、景気を良く見せようとする力が働くため、株価は上昇しやすい年になる。2012年には米国、ロシアで大統領選挙、中国では国家主席はじめ指導層の入れ替えがある。そして、韓国、台湾、フランスの大統領選も控える。

●2011年の世界経済は2010年より鈍化するものの、回復傾向を維持する。

●高成長を持続する新興国と低水準の回復に留まる先進国との格差は常態化する。

●2011年も世界景気の牽引役は新興国、特にアジア圏である。

●世界経済のテーマは、新興国(特にアジア圏)が持続的な成長経路を辿るのかというところにある。

●先進国(特に米国)の極端な金融緩和・量的緩和で、溢れた投機マネーが、新興国に流入し、資産価格を押し上げる一方、コモディティ市場にも流入し、原油、金、穀物等広範な商品が高騰し、日用品まで値上げのリスクに晒されている。

●新興国が持続的な成長をする上での最大のポイントは、この物価上昇(インフレ)をいかにコントロールできるかにある。

●新興国はバブルやインフレを懸念し、金利を高くしてマネーの供給を絞り、物価上昇を抑える政策をとる。これまで介入等により通貨を安く抑えていた新興国であるが、物価上昇を抑えるためには通貨高を容認せざるを得なくなるであろう。

●このような新興国のリスクをはらみながらも、世界の株式市場、商品市場は、日欧米の異例ともいえる超緩和により、過剰流動性相場が引き続き形成され、実態以上に上昇する傾向となろう。