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2011年の各国経済は?

■ 前日の市況
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●株式
中国 上海A株
2,987.03
(+46.79)

香港ハンセン 
23,668.48
(+232.43)

ドイツDAX指数 
6,975.35
(-14.39)

NYダウ 
11,691.18
(+20.43)

日経平均 
10,398.10
(+169.18)

日経225先物(シカゴ) 
10,435
(+70.00)

●為替
通貨の強弱(弱→強)
(円→ユーロ→ドル)

ドル−円
81.95
(+0.24)

ユーロ−円
109.07
(+0.01)

ユーロ−ドル
1.3306
(-0.0044)

●債券
米国10年債 
3.33%
(-0.01%)

日本10年債 
1.17%
(+0.04%)

●商品
NYMEX原油先物
89.20
(-2.54)

NYMEX金先物
1,379.50
(-34.30)

■ コメント
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昨日のマーケットは、中国や米国をはじめとする先進国の製造業の景況感改善の流れを受け、世界的な景気回復期待から、株式市場は総じて上昇した。

それでは、昨日に引き続き、本日は2011年の各国経済はどうなっていくのか。

IMFの成長率見通しを参考に考えてみましょう。


主な国・地域の成長率見通し
(IMF2010年10月見通しより)

2010年 2011年
世界経済 4.8% 4.2%
中国 10.5% 9.6%
インド 9.7% 8.4%
東南アジア(※) 6.6% 5.4%
ロシア 4.0% 4.3%
ブラジル 7.5% 4.1%
米国 2.6% 2.3%
ユーロ圏 1.7% 1.5%
日本 2.8% 1.5%
オーストラリア 3.0% 3.5%
(※)インドネシア、タイ、フィリピン、
マレーシア、ベトナムの5カ国

(中国)
インフレを防ぐため、利上げを行い、人民元高も容認する方向。

2012年からの新体制移行を睨み、2011年は不動産バブル、過剰生産設備、地方の不採算投資の処理を急ぐ予定。

これらの影響で、成長率は9%程度に落ち込む見通し。

ただ、労働者の所得の上昇で、消費は堅調に推移し、2012年以降は新体制のもと、経済成長のピッチは高まる見通し。

(インド)
利上げ、通貨高は中国と同じだが、内需がGDPの6割を占めるインドでは、中国より通貨高に対する悪影響は小さい。

引き続き官民のインフレ・設備投資は活発で、高成長を持続する見通し。欧州、米国、ロシア、日本、中国など、どの大国とも上手く付き合っており、規制緩和等により海外からの投資は加速する見込み。

(東南アジア)
内需が好調なインドネシアが5.9%→6.3%と前年を上回る見通し。

輸出依存度の高い、マレーシア、タイは通貨高による影響を受け、成長鈍化の見込み。

このため、総じて好調であった2010年に比べ、成長はやや減速する見通し。

(ロシア)
昨年、反欧米路線から親欧米路線へ転換。

国を開放し、欧米の技術と資本の取り込みを続けており、持続的な成長へ向けて経済の構造転換を目指している。

原油高が追い風となる中、2011年中のWTO加盟も視野に入っており、期待は高まるが、構造改革にはまだ時間を要すことから、2011年はほぼ横ばいの見通し。

(ブラジル)
ルラ前大統領から引き継ぎ、ルセフ大統領が就任。ルラ大統領の後継者であり、基本的には前政権の路線を引き継ぐため、政治的なリスクは小さい。

高金利政策で、レアル高となり、国内製造業の輸出に打撃を与えているため、金利をコントロールして通貨高をいかに防いでいくかが課題。

政府が財政支出も抑制するため、4〜5%の安定成長になる見込み。

(米国)
FRBの超緩和策とブッシュ減税延長により回復傾向を辿る。ただ、失業率は高止まりしたままで、自立回復にはまだ時間を要す。

追加の財政刺激策は赤字で厳しいことから、FRB頼みが続くと思われる。

よって、6月のQE2の継続が焦点。継続なら更なるドル安が続く。

(ユーロ)
ユーロ問題の根本的解決には制度設計も含め3年以上の歳月が必要。

その間ユーロ不安は絶えず続き、ユーロ安の場面が多くなるであろう。

2011年はドイツ、フランスはユーロ安を受けて好調な経済となるが、他の諸国が足を引っ張り、ユーロ全体では低成長が続く。

(日本)
年前半は個人消費を押し上げてきたエコポイント等政策効果が途切れるため、成長が減速する見込み。

年後半には、米国や中国など海外経済の改善を足がかりに回復軌道に戻る。

内需は引き続き弱く、需給ギャップが解消されないため、デフレからの脱却は2012年以降に持ち越し。

円高、資源高が引き続きリスクとなる。

(オーストラリア)
引き続き資源高、中国成長の追い風を受け、景気は拡大傾向。金利高、通貨高の中でも着実に成長をしており、今後も持続的な経済成長が続く。

以上が各国経済の今年の見通しです。

個人的には、新興国では、成長著しいインド、今年ボトムの中国、先進国では経済好調が持続するオースラリアが投資対象としては良いかなと思っております。