■ 前日の市況
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●株式
中国 上海A株
2,923.02
(-49.40)
香港ハンセン
23,527.26
(-159.37)
ドイツDAX指数
6,857.06
(-90.78)
NYダウ
11,632.94
(-41.82)
速報
日経平均
10,541.04
(+0.00)
日経225先物(シカゴ)
10,460
(-45.00)
●為替
通貨の強弱(弱→強)
(ドル→ユーロ→円)
ドル−円
82.74
(-0.38)
ユーロ−円
107.12
(-0.15)
ユーロ−ドル
1.2947
(+0.0044)
●債券
米国10年債
3.30%
(-0.02%)
速報
日本10年債
1.21%
(+0.00%)
●商品
NYMEX原油先物
89.17
(+0.69)
NYMEX金先物
1,373.00
(+3.90)
■ コメント
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先週末の米雇用統計は、失業率こそ9.4%(前月比-0.4%)と低下したが、雇用者数が市場予想ほど改善しなかったことから、米株式の本格的な上昇はお預けとなった。
そんな中、中国をはじめとした新興国はインフレ懸念から株式が下落しており、一方、欧州ではポルトガルに端を発した債務危機が広がっていることから、市場心理は圧迫され、利益確定売りが続いているといった状況。
インフレ懸念や欧州債務危機はすぐに収まるものではないので、今週はこの流れを引き継ぎ、世界の株式は下落の方向。
新興国各国はインフレ抑制のため、利上げの検討が進むであろう。
また、今週は2010年10月〜12月期の米主要企業の決算発表が相次ぐので、この個別の決算がよければ、米株高が世界株式の下値を支えることとなろう。