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ヘリコプター・ベンは QE3へ進むか

8月5日にS&Pによる米国債格下げが発表され、米国債暴落、ドル暴落、米国株暴落、いわゆる米国売りが加速すると、市場参加者に不安が広がっていました直近の市場の動きをみてみると、米国株、ドルは売られているものの、米国債は逆に買われるという現象が起こっています。
18日の米国市場では、米国債10年債利回りが一時2%を割り込んで、1.976%まで低下している異例の事態です。

なぜ、金利の低い米国債は買われるかというと、世界中のマーケットの参加者がリスクをとれなくなっており、リスク資産を売却して、一旦流動性の高い米国債を買っているからです。
損をするより、低い利回りでも流動性があって安全な方ましということでしょう。

米国債10年債利回りが2%を割れたのは、なんと第二次世界大戦に突入する直前の1940年以来、当時は戦費調達のため、利回りを低水準に誘導していたようです。
今は戦費調達ということではないけれど、財政赤字を削減するために、当面は利回りを低水準に誘導しなければならない状況だと思います。
ただ、このまま、リスク回避姿勢が続き、お金が世の中に回らなくなると、米国も日本のようにデフレになっていくのは目に見えています。

ここで、デフレファイターこと、バーナンキFRB議長の登場となります。
「デフレを克服するには、ヘリコプター
から現金をばら撒けば良い」これは、バーナンキFRB議長の有名な言葉です。
実際、長期金利が低下し、デフレの匂いが漂ってきた時、過去2回に渡り、量的緩和(QE1,QE2)を行い、現金をばら巻いてきました。
3度目も、視野にいれなければいけない状況でしょう。

オバマ政権は景気浮揚に対して、もう打つ手がありません。FRBに頼るしかないのです。

今月27日ジャクソンホールで、ベン(バーナンキFRB議長)が演説をします。
QE2の開始もこの演説がきっかけでしたので、QE3への何らかの示唆があるのではないかと注目されています。

もし、ここでFRBが何もしなければ、米国経済は失速するでしょう。
麻薬でもよいから、時間稼ぎするためにもQE3を打つしかないということです。
ベンにとっては、QE3を打つも地獄(インフレ)、打たなくとも地獄(デフレ)、デフレファイターとしては、世界に迷惑をかけても、インフレ地獄を選ぶでしょう。

そして、このQE3のつけが、再度世界にインフレを巻き起こし、資源、農産物等の資産バブルを引き起こしていくと思われます。
金などの貴金属、原油などのエネルギー、農畜産物への投資を増やしておかないと、ペーパーマネーへの投資だけでは、インフレで価値がなくなり、将来、痛い目に合うのではないでしょうか。

是非、商品への投資も検討してみて下さい。今からでも遅くありませんから。