やはり2012年は波乱の年

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ご無沙汰しております。
約半年ぶりの更新です。
2012年は、主要国のトップの選挙が行われ、波乱の年になると予想されていましたが、そんな動きになりつつあります。
欧州債務危機問題は一向に収束せず、時間稼ぎをするばかり、その間にスペイン景気が悪化し、失業率はなんと24.4%です。スペインの格下げも止むを得ないでしょう。
ここでECBがまた利下げ等で時間稼ぎをするのだと思います。
5月6日にはフランス大統領選とギリシャ総選挙を控えています。オランダも首相が辞任し、9月に総選挙をするようです。
サルコジが負け、ギリシャ与党が苦戦するようだと、ユーロ圏の結束も乱れ、欧州債務危機が拡大するでしょう。
もう、ごまかしは効かないということです。日本がかつてバブル崩壊後、バランスシート不況を20年ちかくかけて乗り越えたように、まじめに働いて、借金を返していくしかないでしょう。
別に欧州だけでなく、これは米国にもいえることです。
結局、欧州も米国も痛みを伴う改革を回避し、通貨の大量供給によるインフレで物事を解決しようとしているところが間違いです。
もう、新興国も欧米のインフレ政策には、がまんならないというところにきています。ロシアのプーチンも復活しました。中国、インド、ブラジル、南アフリカと緊密に連携していくでしょう。ドル経済圏から独立したBRICS銀行も視野に入っているようです。
インフレで持っているだけで下がっていくドルやユーロは貿易、投資には使わないという意図です。
このように、刻々と世界の勢力図は動いています。6月中旬にG20首脳サミットが開始されます。ここで欧州債務危機収束への何らかの合意にいたるか、物別れに終わるかが、今後のマーケットを左右しそうです。
物別れに終わった場合は、ロンドンオリンピック終了の8月12日以降、マーケットに危機が訪れるでしょう。4年前の北京オリンピック後のリーマンショックを思い起こさせます。
そうならないように、G20での合意に期待したいのですが・・・。