国内仮想通貨取引所大手のコインチェックが、NFTを取引するマーケットプレイスを3月24日から提供を開始する。日本で初の試みである。
NFTは、Non Fungible Token(ノンファンジブルトークン)の略称で、固有の価値を証明できるデジタルアイテム。
もともとは、ブロックチェーンゲームのアイテムの交換などから始まったが、今やアート作品の所有権の証明や画像、映像、音楽、テキストからツイッターへの投稿まで、あらゆる種類のデジタルコンテンツをNFT化することができるようになった。
NFTがあると、何が凄いかというと、その資産が流通した履歴がわかり、辿っていくと、常にオリジナルの作成者に辿り着けるところだ。
また、それは複製されていなくて、たった一つしかない。
NFTにより、オリジナル資産が流通し、潜在価値が顕在化する。アーティストなどコンテンツ作成者にとっては、オリジナル資産をキャッシュ化できるので、チャンスが広がる。
コンテンツファンにとっても自分のコレクションの所有を自慢できるので、満足感に浸れる。
双方にとってWinWinの取引だろう。
このマーケットプレイスはCoincheckの口座を持っていれば、誰でもNFTの出品・購入・保管が可能であり、出品、購入の手数料は無料のこと、仮想通貨もイーサリアムだけではなく、複数の通貨が利用可能である。
自分の欲しいコンテンツを手に入れて楽しんでもいいし、美術品投資のように、資産運用の手段として購入するのもいい。
新しい市場を一度試してみてはどうか。