に口座を開設しましょう。
イーサリアムの創業者のヴィタリック氏によると、NFTの主要な価値は２つあるそうだ。
①そのNFTを持っていることを誇れること、所有権を自慢できること
②将来他の人に売却できる可能性があること
ここに、慈善活動を支援したいお金持ちがいるとする。この人たちは自分自身で、汗水垂らして活動したいわけではない。
慈善活動を支援して社会貢献したという名誉が欲しい。
一方、慈善活動家は、名誉というより、人と触れ合って汗水流して支援活動することで、支援した人から直接ありがとうと言われ感謝されたい。でも、慈善活動には資金も必要だが残念なことに資金がない。
そこで、NFTの出番だ。慈善活動に一定の資金を回すことを約束させ、その活動をNFTで証明する。
そのNFTを市場で売却し、名誉が欲しいお金持ちに買ってもらう。慈善活動家はその資金を慈善活動にあてる。
NFTを購入した支援家は、そのNFTをfacebookやTWITTER などSNSに掲示して自慢できるという流れだ。
一般的な人からいうと、そんなもの買う人がいるのかと思うが、お金持ちはお金の使い道に困っているし、お金はあの世に持っていけないが、名誉はいつまでも残る。年配のお金持ちにとって需要はあると思う。
買ったNFTには売却しない限り、相続税をかけない、評価減を使えるなど、政府の後押しがあれば更に需要が掘り起こされるであろう。
SDGsと結びつければ、企業の資金も見込める。
NFTはデジタルアートが何億で売却されたなど儲けのところばかりクローズアップされているが、仕組み次第では、社会に大きく貢献できる画期的なシステムと言えるのではないか。
