Shopify、2020年売上高は驚異の「86%増」。ECシェアは米国2位“巨人”アマゾンの4分の1規模に | Business Insider Japan
ショッピファイとは、カナダの会社でクラウドベースのeコマースプラットフォームを提供する企業。ショッピファイを使えば簡単にECサイトが作れ、商品、在庫、注文処理、支払いなどの管理もできてしまうという優れもの。
世界175ヵ国で170万以上のネットショップに利用され、2020年の流通総額は前年比96%増の約12兆5千億円で、楽天の3倍の規模。
米国のECサイトでは、アマゾン(シェア39%)に次ぐ2位でシェア8.6%と急速に伸びてきている。ちなみに株式時価総額は14兆円。アマゾン178兆円の12分の1の規模。
今回このショッピファイのCEOが、DeFiコミュニティにツイッターで質問をして関心を寄せているという話題。既にブロックチェーンのスマートコントラクトに手を出していると何かを準備しているような発言もあったとのこと。
eコマースには、必ず決済は必要で、ショッピファイのようなソリューションを提供している企業は、DeFiなど金融の相性は抜群である。記事にもあるように、ステーブルコインでの決済を提供したり、ステーキングのようなもので、待機している現金に利息を付けてあげたり、ショッピングローンのようなものを提供したりできる。
年間流通総額が12兆5千億円あるというのは、ショッピファイの決済を通じて、それだけのお金が動いているということである。もし、この4分の1で仮想通貨が使われるとしたら約3兆円の資金がDeFi等仮想通貨市場に流入することになる。
日本では、LINE(ソフトバンクグループ)、楽天、メルカリなどeコマースを提供している企業が仮想通貨の市場に参入してきている。今後、ショッピファイやアマゾン等世界的なeコマース企業が仮想通貨に参入してくると、仮想通貨市場は更に拡大していくのではないか。
仮想通貨市場におけるビットコン、イーサリアムの存在は揺るがないと思うので、まだ、仮想通貨を保有していない人は、そろそろ購入しても良いことではないか。まだ遅くはないと思います。