『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者がビットコインの買いを勧める理由

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coinchoice.net

『金持ち父さん 貧乏父さん』という投資に関する本は、日本で300万部、世界で2,800万部の大ヒットとなった。

この著者で、米の実業家であるロバート・キヨサキ氏は、自信で不動産と金、銀等貴金属、そしてビットコインに投資している。

 

彼は2020年12月にビットコイン価格が2万ドル割っていた頃、ビットコインは5万ドルにもなり得ると予想し、実際に2021年5月に6万ドルを超えた。

そして、そこから半値近く価格が下落した今、2万4千ドルまで価格が落ちたら購入しろと主張している。

現在ちょうど3万ドルくらいなので、あと20%下落したら買いのチャンスということだ。

ビットコインだけでなく、金の購入も勧めている。

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彼は市場が近くクラッシュすると予想している。

彼の言葉を引用すると以下の通り

 

「Fedは、ドル安による債務を支払うため、インフレーションを歓迎する。Fedはそのため金利を上げることになり、結果として株式、債券、不動産そして金(ゴールド)相場がクラッシュする。最大の問題は、ベビーブーマー世代の退職である。社会保障、メディアケアそしてアメリカ(米国社会)は崩壊する」

 

米国の中央銀行制度は、コロナで大量の米ドルを発行し、ドル債務が増大した。

このドル債務の増大は、ドル安に繋がり、インフレをうむ。

高インフレが続くと景気が悪くなってしまうので、その予防的処置として、Fedは金利を引き上げるだろう。

そうすると、株式、債券、不動産、金相場がクラッシュするという主張だ。

 

経済学的ではその通りだと思う。

これまでの相場暴落は、インフレ抑止のため、Fedの急激な利上げを繰り返したことによって起っている事例が多い。

このFedの利上げにより、市場がクラッシュする場合も想定することが重要である。

2万4千ドルからのビットコイン投資は、このクラッシュから資産を守ることへの備えとなろう。

中長期目線での投資であれば、3万ドル割から購入しても良いのではと思う。