NFTブームが再燃している。
NETのマーケットプレイスの最大手OpenSeaでの8月の取引量が日次6万件に達し、今年3月の取引量の約8倍に増加している(下記グラフ参照)。
OpenSeaのサイトは以下のリンクから。
取引量のグラフからもわかるように、NFT第一次ブームが起こったのは、今年の3月あたり。
ちょうど以下の記事を書いたいた頃。
この頃は、取引量が増大して注目されていたかというと、そうではなく、一部高額なNFTが実際にマーケットで売買され、注目された感じだ。
今は、取引額もそうだが、取引量自体も増えてきて、NFT取引の裾野が広がっている。
一部のコレクターのマニア向けの市場だと思ったら、大間違いで、取引分野は、アート、スポーツ、ゲーム、メタバース、不動産と幅広くなっている。
特に現在の注目は、ゲーム、メタバースあたりであろう。
ゲームで有名な銘柄は、Axie infinity で、7月以降トークン価格は大幅に上昇している。
この8月のNFT取引量の急増を演出したサービスで、NFT市場を牽引しているといっても過言ではないであろう。
メタバースでは、The Sandbox が注目されている。
日本の取引所コインベースが始めたNFTマーケットプレイスの中で、このThe Sandboxの土地が売り出されている。
このゲームやメタバース分野の取引が、NFT市場を牽引しており、前回3月にNFT市場が一部のユーザーの間でバブル的に盛り上がった時と比べ、NFT取引ユーザーの裾野は大きく広がっており今回のNFTの盛り上がりは本物に思える。
当然ながら、NFT市場が成長すれば、そのNFTのブロックチェーンを提供しているイーサリアムの取引量は増えて、価格も上昇していくものと思われる。
また、NFTブロックチェーンの競合として、 NFTに特化しているFlowというブロックチェーンも台頭してきているので、今後注目したい。