世界最大級のNFTマーケット「Open Sea」の1日あたりの販売額は、下記の通り、8月に記録したピーク2,300万ドル(約355億円)から、9月9日には約5200万ドル(約57億2000万円)まで低下した。
下記、棒グラフを参考にしてほしい。
取引額が落ちてきたに理由はいくつかあると思うが、一つは一部富裕層と思われる人が購入していたCryptoPunks等のNFTの価格が落ち着いてきたことであろう。
もう一つはなんといってもイーサリアムのガス代(手数料)の高さであろう。
高額の商品を購入するのであれば4〜5千円の手数料など気にしないが、数万円のNFTを買うのに、4〜5千円かかると、さすがに購入する気が失せる。
買い手が、一部富裕層、投資家から、一般の人に広がっていくためには、この手数料問題をどうにか解決するしかない。
ただ、Open Seaの場合、Polygon(MATIC)のブロックチェーンも利用できるようなので、手数料が気になるのであれば、手数料が破格に安いMATICで支払うと良い。
MATICで支払うといっても、日本で扱っていないので、MATICを海外の取引所で購入しなくてrはいけない。
どちらにしろ、面倒な感じだ。
この手数料の問題を解決しない限りは、これが足枷になり、NFTの成長を妨げてしまうのではないかと思う。
このままイーサリアムの手数料高騰が続くようだと、イーサリアムキラーのSolana、Polygon等にNFTの期待が集まる傾向は続くのではないか。