LINEは、自前の取引所のBITMAXで仮想通貨LINKを発行しており、今年の6月30日に、そのLINKで決済できるNFTのマーケットプレイス開始していた。
LINE、NFTマーケットプレイスの提供開始 決済は仮想通貨LINK
今はキャンペーン等で取得したデジタル資産(NFT)を出品できるにすぎないので、出品数や出品の種類も少なく、取引もそれほど行われていない。
このNFTマーケットプレイスに9月17日から新機能が追加されることになった。
それは自身が発行したNFTが、マーケットプレイスで売買されるたびに、コンテンツ料金が入ってくるという仕組みである。
発行したNFTを出品して売却する場合、通常その売却に対して、最初に1度対価を得るだけだが、今回の新機能を利用して、出品時に設定をすれば、このNFTが流通して売買されるたびに、チャリンチャリンと手数料が取れるようになるようだ。
このサービスが加わると、クリエイター側は、NFTを作成して発行したいというインセンティが湧くので、NFTの発行数もどんどん増えていくのではないか。
また、今後資本提携先のヤフーオークションでもNFTを売買できるそうだ。
LINE、ヤフーの会員は日本で圧倒的な数なので、今後、日本のNFTのマーケットを牽引していくと思われる。
それに応じてLINKの価値も上がっていくのであろう。