パシフィックリーグマーケティング株式会社(PLM)と株式会社メルカリは16日、パ・リーグ6球団として初のNFTコレクション「パ・リーグ Exciting Moments β」を年内にリリースする方針を発表した。
「パ・リーグ Exciting Moments β」はパ・リーグ6球団の名場面を捉えた動画コンテンツNFT(非代替性トークン)を提供する公式サービス。
従来では試合の公式映像はダウンロードが禁止されているが、NFTを購入した場合は動画をダウンロードすることなどが可能となる。12月中の提供開始を予定している。
このNFTをマーケットプレイスとして展開していくのが、メルカリである。
メルカリは4月にメルコインという子会社を設立しており、仮想通貨事業への参入を予定していた。
プロスポーツとNFTは相性が良い。
海外でもプロバスケットボール、サッカークラブなどNFTに積極的に動いている。
動画コンテンツをNFTにした場合、その動画シーンの所有者となれる。
もちろん、売却も可能である。
当然だが、名シーンほど価値は上がる。
購入する人は、今回だったらパ・リーグ球団のファンである。
ファンにとっては動画シーンを自分で所有できるというの体験はたまらないことであろう。
もちろんNFTなので、市場で売却も可能である。
提供するパ・リーグは、保有するコンテンツを利用することで、新しい収益源を得ることができる。
まさしくWin-Winのビジネスである。
今後はパ・リーグだけでなく、セ・リーグやサッカチームほかに広まっていくのであろう。
まだ世の中にはNFTできそうなコンテンツをいくらでもありそうだ。
日本でも来年以降NFT市場は大きく拡大するであろう。