人気のNFTコレクション・プロジェクトがある。
Bored Ape Yacht Club(BAYC)という類人猿をモチーフのしたデジタルアートのNFTである。
1万個の限定品で、表情、頭の形、服装など170以上の特徴的なパーツをプログラムで組み合わせて生成したユニークなものになっている。
2021年4月よりNFTマーケットプレイスOpenSeaで販売を開始した。
当初は0.08ETH(約4万円)で購入することができた。
しかし、NBAで2度MVPを受賞したことがあるプロバスケットボール選手のステフィン・カリー氏を始めとする多くの著名人がBAYCを購入したことが話題になり価格は急騰。
今や安価なBAYCでも40ETH~50ETH(2000万円~2500万円相当)前後の価格になっている。
高い物だと、160ETH(8,000万円相当)にもなる。
当初価格は4万円だったので、2,000倍になった。たった8ヶ月の間に。
今やコラボレーションも引くて数多でにグッズ展開やBored Apeをキャラクターとするメタバースバンドの誕生などエンターテイメントにも発展している。
ミッキーやキティちゃんのように、キャラクラービジネスになってきている。
以前は、キャラを育てて認知させるのに、かなりの日数を要した。
それが、ネットの普及とNFTのおかげで、短期間に爆発的に認知させることができるようになった。
ある意味、キャラビジネスの革命である。
仮想通貨市場全体は少し下降気味ではあるが、中でもメタバース、NFT市場はまだまだ元気でこれから大きな成長を予感させる。