BAYC、MAYCという世界的に人気の類猿人をモチーフしたNFTコレクションが大人気である。
このコレクションはマーケットプレイスOpen Seaで購入が可能だ。以下リンク。
https://opensea.io/collection/boredapeyachtclub
当初、2021年4月よりNFTマーケットプレイスOpen Seaで販売を開始して、当初は0.08ETH(約4万円)で購入できたが、NBAのスティフィン・カリー氏を始めとする多くの著名人が購入したことで話題となり、今や50ETH(約2,500万円)近辺で売買されている。
このBAYC、MAYC人気の理由がもう一つある。
NFTの取引において、発生・移転している法的権利として考えるのは、以下の2つ。
- 対象データの著作権やパブリシティ権などの知的財産権
- 対象データの利用権
NFTマーケットプレイスなどプラットフォームを通じたNFTの取引においては、1が譲渡されているケースはほとんどなく、あくまで2が譲渡されていることがほとんどである。
ただ、BAYC、MAYCの場合は、NFT保有者に1の権利も与えている。
これが人気の理由となっている。
つまり、NFT保有者は、このキャラを商業目的に利用できるということだ。
そこで、BAYCのバンドグループ「Kingship」やBAYCのブロックチェーンゲームなど、色々なプロジェクトが立ち上がっている。
人気となったキャラを商業目的に利用できるのであれば、NFTがキャッシュフローを生み出すので、NFT自体の価値も非常に高いものとなる。
このBAYC、MAYCの認知が上がれば上がるほど、このNFTは通常のNFTと違い、加速度的に価格が上昇するような感じがする。
このNFTへの投資をNFT事業と捉えれば、2,500万円投資してこのNFTを購入するのもわかる気がする。