STEPNの「GST」トークンが1日で3.5倍に急騰

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STEPNというM2Eのブロックチェーンゲームアプリには、GMTというガバナンストークンとGSTというゲーム内で利用するユーティリティトークンがある。

GMTは供給に限りがあるトークンであり、ゲーム内で獲得もできないことから、Stepnサービス全体の状況が良ければあまり下がることはない。

Stepnの新規ユーザーはピーク時1日4万人が参入していたが、Mintで儲からなくなってから新規ユーザーは7月15日に1日5千人まで減少した。

ただ、ここでボトムを付け、現在は1日1万人ペースに戻っている。

現在デボジット(仮想通貨を入金している)アカウントは70万人にもなっている。

こんな状況の中、ガバナンストークンのGMTは、上下動はあれ、最近は少し上昇に転じて落ち着いた価格推移となっている。

dune.com

一方で、GSTは無限に発行できるし、ユーザーが増えれば増えるほど、発行量は増えていくから、価格は下がりやすい性質を持つ。

靴を新たに作って(ミント)で儲かっていた頃は、ミントでGSTの需要も強く、GSTはピークは1,000円まで上昇した。

その後は下落の方向性が強く、7月23日に4.6円の最安値を付けた。

ただ、この日4.6円を付けてから、運営側と思われる大量のGST 買いが入り、価格は4.6円から16円に3.5倍急騰した。

今は、落ち着いて12円で推移している。

 

これまでGST価格が異常なほどに下落した要因として、GSTのヘッジ売りがある。

価格下落をヘッジしたり、価格下落で儲ける方に賭ける人は、GSTを借りてショートしたり、価格下落すると儲かるETFなどを購入する。

下記はMEXCという取引所で取り扱っているETFで、GSTが価格下落すると、逆にETFの価格が上がり儲かる仕組みになっている。レバレッジは3倍となっており、GST価格のブレに対して、3倍の価格変動を起こすリスクの高い仕組みである。

ETFの価格はGST価格の下落とともに、99円まで上昇していたが、GST価格急騰により、0.16円に一気に下落したようだ。

エグイ商品である。

これは一例に過ぎないが、このようなETFや先物で売りを出し、GSTを売るポジションを大きく作って、儲けてた人たちがいたということだ。

そして、今回、運営の大口買いの一撃でこの人たちの売りポジションが一気に精算され、GST価格が一気に急騰したという流れである。

 

STEPN運営側は現在四半期で33億円ほど儲かっており、その儲けを靴やGST購入に使うことを予告している。

今回のような行き過ぎたGSTの価格下落があれば、運営側が仕組みの改善や利益で持って今後も調整してくるであろう。

GST価格は安過ぎてもダメだし、高過ぎてもダメだと思う。

今回の一連の流れを見ると、GSTの価格は10円近辺が、運営側が意図する価格ではなかろうかと思う。