世界の仮想通貨取引所の規模でいうと、圧倒的なNo1はBinanceで、その次がCoinbaseとFTXが拮抗しているという状況である。
今回、売却が取り立たされているのが、Huobiという規模でいうと、8番目〜10番目あたりに位置する取引所である。
この取引所は、2013年に中国で設立されており、Binanceと肩を並べるほど大きい取引所だったが、中国が仮想通貨取引を禁止してから、中国を脱出し、グローバル展開をしていた。
日本にもHoubiJapanを設立してサービスを提供している。
今回、このHuobi創業者が株式を売り出すということで、FTXやTronと交渉していると報じられた。
世界2番手のCoinbaseの直近決算が大赤字だったように、仮想通貨市場が低迷しており、今、取引所の運営は厳しくなっている。
競争も激しいので、規模を大きくしていかないと成り立っていかない。
そこで今回は売却に踏み切ったのであろう。
ここに触手を伸ばしているのが、FTXの創業者サムである。
彼の当面の目標はまずはBinanceを追い越すことである。
今回は規模拡大のまたとないチャンスに写るのであろう。
この買収を成功させれば、Coinbaseを追い抜き、Binanceに続く世界で2番目の取引所となれる。
サムの野望からすれば、今回は買収に動くのではないだろうか。
FTXの取引所のガバナンストークンとしてFTTがある。
サムの野望を応援したいのであれば、FTTトークンに投資しておくと良い。
取引所FTXが成長すればFTTトークンの値上がり益が狙えるので。
投資は自己責任でお願いします。