FTX破産法申請

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FTXが破産法を申請した。当然のなり行きだろう。

破産法を申請したことで、市場は一旦は信用不安から落ち着きを取り戻すと思うが、FTXで100社以上のグループ会社があることと、投資を幅広く行なっていたので、債務を整理してく段階で、その波紋はまだまだ広がっていくものと思われる。

もう一段の連鎖倒産も織り込んでおくべきだろう。

ここは、ビットコインまたはイーサリアムに資金移し、海外の取引所にある資産を一旦自身のウォレットに緊急避難しておくことが無難であろう。

日本の取引所は分別管理が義務付けられているので、特に問題はない。

海外取引所を注意した方が良い。

ウォレットでビットコインやイーサリアムの信頼できるブロックチェーンに資産をのせておけば、今回のような中央集権的な取引所の破産には耐えられる。

 

今回の崩壊を引き起こした状況をこの記事は克明に記載しているので、参考になる。

たった8日間で、仮想通貨市場の実質No2の世界企業が崩壊した。

仮想通貨市場全体の時価総額は直近ピーク147兆円から117兆円まで約20%減少した。

2018年の時の仮想通貨バブル崩壊の時の感覚で行くと、市場全体が10分の1以下になってもおかしくないくらいの事件である。

もっと下がるかもしれないが、これくらいの下落で一旦耐えていることは考えると、仮想通貨市場全体のビジネスが4年前と比べて実業として相応のものになってきているといえる。

こんな大事件が起こってもWeb3.0への中心といえるブロックチェーン革命は止まらないといえよう。

 

最後に今回の事件の発端も作ったかに見えるバイナンスに対する風当たりがさらに高まることが予想される。

仮想通貨市場の中の唯一の大帝国となったバイナンス対既存勢力の戦いが今後も続くと思う。

バイナンスには頑張ってほしい。