仮想通貨最大手取引所バイナンスのチャンポン・ジャオ(CZ)CEOは14日、業界復興に向けた「リカバリー(事業再生)ファンド」設立を発表した。
全般的には強い基盤を持つが「流動性危機に直面しているプロジェクト」を支援していく。
他業界からの共同出資も歓迎する。
今回の発表を受け、疑心暗鬼でパニックになっていた仮想通貨市場全体も少し落ち着いた様子だ。
今回のファンドは流動性危機に陥った企業を安値で購入してようなハゲタカファンドではなく、どちらかというと業界全体の支援という側面が強い。
今は仮想通貨市場全体の底が抜けてしまいそうな状況なので、最後の買い手が現れたことが仮想通貨市場全体に安心感を与えている。
バイナンス一社というより、幅広い企業がこの事業再生ファンドに投資して、ファンドの規模を大きくしてほしいものだ。