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本日もどうぞよろしくお願いします。
■ 前日の市況
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●株式
香港ハンセン
20,146.51
(-280.13)
ドイツDAX指数
6,037.71
(+19.80)
ＮＹダウ
10,748.26
(-36.88)
日経平均
10,411.10
(-119.60)
日経225先物（シカゴ）
10,445
(-285.00)
●為替
通貨の強弱（弱→強）
（ユーロ→ドル→円）
ドル−円
92.65
(-0.66)
ユーロ−円
117.31
(-1.94)
ユーロ−ドル
1.2662
(-0.0118)
●債券
米国10年債
3.52%
(-0.02%)
日本10年債
1.32%
(+0.01%)
■ 相場コメント
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（アジア）
・中国が昨日発表したのCPI（消費者物価
指数）は、前年同月比2.8%上昇と、3月の
2.4%上昇からさらに拡大した。
・金融引き締めの目安である3%の水準に
かなり近づいており、インフレが懸念さ
れる状況となった。
・この分だと、近いうちに金利の引き上
げ等本格的な金融引き締めが行われると
の見方が出て、香港株、中国株とも下落
となった。
（欧州）
・昨日の約90兆円の緊急支援処置に対す
る各国の負担や、今後の財政赤字削減
達成への懸念から、株価は上値をおさえ
られ、横ばいとなった。
・中国の金融引き締め観測や不透明な英
政局への懸念が投資家心理を圧迫した。
・ユーロは緊急支援策を受けた買い戻し
が一服し、ドルに対し下落となった。
（米国）
・欧州の緊急支援処置を受けた急騰の後
を受けて、利益確定後の売りが膨らみ、
株式相場は下落となった。
・中国の金融引き締め観測に対する警戒
感も相場を圧迫している。
・このように欧州の緊急支援処置に対し
て、冷静になってみると、本当に各国の
財政赤字削減が達成される等根本的な
解決になるのかとの疑問も出てきてお
り、市場の不安心理がまだ残っている状
況。
・あわせて、中国の金融引き締めによる
景気減速に対する懸念も強くなってきて
いる。
・投資家の目は悪材料を次から次へと
探す方向に向いており、とてもリスクを
積極的にとっていく状況にはない。
・中国の金融引き締め、英国・日本の
政治混乱や財政悪化懸念、米国の金融
規制改革など、どこが次の引き金にな
るかわからないが、5月はもう一段の
世界の株価の下げもあり得るのではない
かと思う。
・それほど投資家は不安にかられている
ということであろう。
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