中国5大銀行、巨額増資の背景

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おはようございます。

本日もよろしくお願いします。

■ 前日の市況
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●株式
香港ハンセン 
19,857.07
(-227.05)

ドイツDAX指数 
5,992.86
(+51.88)

NYダウ 
10,018.28
(+274.66)

日経平均 
9,279.65
(-58.39)

日経225先物(シカゴ) 
9,555
(+205.00)

●為替
通貨の強弱(弱→強)
(円→ドル→ユーロ)

ドル−円
87.67
(+0.11)

ユーロ−円
110.79
(+0.26)

ユーロ−ドル
1.2636
(+0.0013)

●債券
米国10年債 
2.98%
(+0.05%)

日本10年債 
1.15%
(+0.01%)

●商品
NYMEX原油先物
74.76
(+2.57)

NYMEX金先物
1,198.70
(+5.70)

■ 相場コメント
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(アジア)
・中国株は小幅上昇、香港株は下落。

中国銀行の約7,800億円の増資と、中国
農業銀行の約2兆円の株式公開に続き、

昨日は中国工商銀行が約6,000億円の増資
を発表したことで、需給悪化懸念が広ま
っている。

(欧州)
・欧州株は上昇。

・欧州銀行に対するストレステストは
予想ほど厳格には実施されないとの観測
が広がり、金融株中心に上昇している。

・ストレステストは厳格にしないと意味
がないのだが、厳格にすると相当やばい
との意味の表れであろうか。

(米国)
・米国株は上昇。

・米大手資産運用会社のステート・スト
リートの好調な決算見通しを受け、銀行
株中心に買われている。

(全体)
・リスク資産の株式、商品が買われ、
安全資産である債券が売られた。

・通貨はこれまで売られていたユーロが
買われ、最も安全な通貨とみなされてい
た円は売られた。

・この動きをみると、投資家心理は改善
してきており、リスク回避モードから
リスクを積極的に取りにいくモードに
変わりつつあるといえるだろう。

【トピック】
・中国商工銀行が約6,000億円の増資を
発表し、ここにきて、中国の銀行の増資
が相次いでいる。

・中国五大銀行(中国農業銀行、中国銀
行、中国建設銀行中国工商銀行、交通
銀行)で、株式上場や増資などでの市場
からの調達額は合計約5兆円に達する見
通しである。

・いくらなんでも立て続けに大規模に資
金を吸い上げすぎのような気がする。

・ただでさえ、低迷している市場に更に
悪影響を与えるのは当然である。

・この資金調達の背景には、銀行の驚異
的な貸出の増加にある。

・銀行は貸出の比率を自己資本に対して
一定割合に抑えるとの制約がある。

・更なる貸出増加には自己資本の増加が
必要であり、そのために増資をして自己
資本を拡充しているのである。

・この資金調達の動きには、政府の強い
メッセージが隠されているように思う。

・中国の銀行は国有銀行のようなものだ
から、あくまで政府の意志を反映して動
いている。

・政府としては、この銀行の資金を利用し
て企業や地方自治体向け融資を増やし、

設備投資やインフラ投資をどんどん拡大
させるというするという強い意志である。

不良債権ができようが、需給悪化懸念
で株価が下落しようが、そんなのは大し
た問題ではないと。

・雇用を確保し続けるために、成長し続
ける(GDPを増やし続ける)ことこそが重
要なのである。

・銀行融資の資金が株や不動産等直接
成長と関係のない資金に費やされない限
り、

 この政府の施策は直接GDP増加に寄与し、
結果的に持続的な経済成長につながって
いくであろう。

・需給悪化懸念で売られている中国株で
あるが、結果的に持続的な経済成長に
つながっていくのであれば、安くなりつ
つある今が一つの買い場ともいえるであ
ろう。

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