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■ 前日の市況
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●株式
香港ハンセン
19,496.95
(-268.24)
ドイツDAX指数
5,981.27
(+16.94)
ＮＹダウ
10,024.02
(-112.61)
日経平均
9,711.83
(-56.87)
日経225先物（シカゴ）
9,605
(-130.00)
●為替
通貨の強弱（弱→強）
（ユーロ→ドル→円）
ドル−円
91.00
(-0.23)
ユーロ−円
111.32
(-0.95)
ユーロ−ドル
1.2233
(-0.0071)
●債券
米国10年債
3.26%
(-0.03%)
日本10年債
1.25%
(-0.01%)
■ 相場コメント
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（アジア）
・中国株、香港株とも下落。
・中国の製造業の景況感を示すPMI指数が、
前月から低下し、製造業活動が鈍化して
いることを示した。
（欧州）
・欧州株はほぼ横ばい。
・メキシコ湾で起きた米国史上最悪の原
油流出事故で、英石油大手BPが流出阻止
に失敗したことが嫌気され、BP株は13%安
となった。
・スペインの貯蓄銀行第2位のカハマドリ
ードが公定資金を申請する等欧州危機は
まだくすぶっており、ユーロも対ドル、
円で下落している。
（米国）
・米国株は下落。
・米PMI指数が前月より悪化したことと、
メキシコ湾での原油流出事故拡大で、
エネルギー関連企業の業績見通しに不透
明感が出てきたことを嫌気している。
・昨日の動きをみると、アジア、欧州、
米国とも厳しい状況になってきているな
との印象。
・本日の日本株も大きく下落するであろ
う。
・世界の景気を見る上では、やはり中国
の景気減速が本当かどうか見極めが重要
になってくる。
・現在の世界の消費の牽引役は中国であ
り、中国が風邪を引けば、世界が風邪を
引くからである。
・昨日発表のPMIだけでは景気減速してい
るか否か決めるけられないので、中国の
消費者の動き（特に小売売上、自動車、
不動産等の売れ行き）をみて判断すべき
であろう。
・ただ、気になるのは、訪日していた
中国の温家宝首相が、世界経済の2番底
の可能性を示唆したこと。
・世界経済の牽引役は無理だという意思
表示であろうか。
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