- 中国政府の政策顧問を務める中国社会科学院・金融研究所の李揚所長は3月4日、外貨準備の投資戦略上、米国債は依然重要な位置づけで、今後も引き続き米資産の割合を上昇させると発言した。
- ヒラリーの日中訪問後、日本ではドルが92円から99円へ上昇(約8%)、中国では要人の米国債擁護発言と、米国債及び米ドルを信認する動きとなっている。(グラフのとおりドルの通貨の強さを表すUS$ INDEXはヒラリーの日中訪問を境に上昇に転じている)
- 当面は日中でドルを支えると決めたため、米国債暴落によるドルの崩壊シナリオは消えつつある。しかし、日中に頭を下げなければならないほど、依然アメリカは危機的な状況にあることは間違いないだろう。
- ドルを中心とした通貨体制を維持するには、早急に根本的な解決策を出す必要がある。4月のG20が注目である。
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