CFD。今、注目を集めつつある金融商品を解く (1)

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  • CFDと聞いて、ピンと来る方はどのくらい居るだろうか。FXでのトレード経験のある方の中には、いくばくかはいるだろうが、一般の個人投資家にはまだ馴染みの無い金融商品である。CFDとは、Contract for Difference、の略であり、日本語では、「差金決済取引」と言う。
  • トレードの方法の根本はFXと同様に、証拠金を要し、レバレッジをかけて投資をする。ただし、その投資対象が、FXの場合は、通貨に限定されているのに対し、CFDは、ダウ・ジョーンズや、金などの株価指数、商品価格指数など、多岐にわたる点が特徴である。その意味で、FXも、通貨を扱うCFDの一種と捉えるのが正しい見方と言える。
  • 98年の法改正によりFXが解禁されて10年余。現在FXプレーヤーは150万人にまで増加した。そのFXを包含するCFDについては、1990年に英国でサービスが開始され、現在、英国では株式全取引量の30〜35%、オーストラリア、ドイツでも25〜30%が、CFDにより占められるほど、各国投資業界において大きなプレゼンスを確立している。
  • その優位点は、先述したが、通常であれば、多額の資金を保有していないと購入できない、あるいは、そもそも購入そのものが困難な株式や、指数を手軽に、元手も少なく投資できるところにある。但し、FXと異なる点は、為替の変動比率は大きくて一日に二桁%を超えることは、まず無いと考えてよいが、CFDの扱う対象の中には、よりVolatilityの高いものも含まれている点である。
  • FXでは、レバレッジ100倍、200倍といった高い比率での取引が可能なところが一般的だが、CFDにおいては、通常20倍程度であり、その背景には、FXに比較して、投資対象の価格Volatilityが高く、リスクも大きい(その分リターンも大きいということだが)という背景がある。
  • 聞きなれないこのCFDという商品について、何回かに分けて、簡単に紹介していきたい。
  • 一般的な捉え方として、CFDは、デイトレーディング用の投資商品と考えられがちだが、長期保有による資産増大を提唱する、私たち「簡単投資ブログ」としては、世界マクロ経済情勢観点から、中期的に値動きが予測可能な銘柄を絞り、その「売り」「買い」のアドバイスも同時に行っていきたいと考えている。究極的には、個人投資家である皆さまが、このCFDも含め、多面的に様々な投資対象を分析し、自分の投資哲学に沿ったポートフォリオを自分で設計し、管理できるようにすることが目的である。
  • その意味で、「擬似的投資ポートフォリオ」を少ない元手で構築でき、且つ、「売り(ショート)」という一般的な投資においては行わない手法についても学習できる意味で、CFDについては、是非、仕組みを学んでいただきたいと考えている。

CFDについては「CFD取引ブログ」を開設したので、こちらで紹介していきます。