世界金融経済の過去・現在、そして未来(3)

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本日の相場:ガイトナーが安心感を醸成、リスクマネーまた動き出す


<株式> 価格 前日比
株高    
NYダウ  8,616.21 256.72
日経平均  9,269.25 7.44
香港ハンセン  18,258.66 372.93
ドイツDAX指数  4,928.44 146.75
     
<債券>    
債券安    
米国10年債  3.61% 0.15%
日本10年債  1.32% 0.00%
独10年債 3.37% 0.07%
     
<為替>    
ユーロ高、円安    
ドル−円 94.25 0.91
ユーロ−円  132.92 2.66
ユーロ−ドル  1.4103 0.015
豪ドル−円  75.69 1.94
     
<商品>    
商品高    
NY金先物 939.20 16.20
NY原油先物  61.80 2.40
CRB商品指数 239.71 3.51

(ショートコメント)
米株式市場は大幅続伸。
インテルの四半期決算が予想を上回ったことで、企業の利益率改善への期待が高まった。

7月のニューヨーク州製造業業況指数、6月の米鉱工業生産指数が改善したことや、6月のFOMC議事録で景気収縮が鈍化しつつあるとの見方が示されたことも買い材料となった。

米株高を受け、リスクマネーがまた一気に動きだした。債券を売却、株・商品買い、また通貨は円売却、ユーロ、資源通貨、新興国通貨買いという流れであろう。

ガイトナー産油国訪問も成功し、ドルの信認を取り付けたようなので、市場にはかなり安心感が漂っている様子。

一旦債券売り、株買いのポジションであるが、長期金利の上昇(債券安)には歯止めがかかるはずなので、債券は安いところで拾っていくべきであろう。

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さらに、もっとビックリ・驚きなのは、先日の記事でも紹介した、ヘンリー・ポールソン元財務長官だ。

5億ドル無税荒稼ぎ!、もあまりにもSmart過ぎて、唖然とするが・・・

それ以上にビックリなのは、ブッシュ政権時代の銀行、投資銀行への公的資金注入方法、それに、Lehman Brothers破綻の段取りである。・・・

ヘンリー・ポールソン20090716.png



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