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■ 前日の市況
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●株式
ＮＹダウ
10,464.40
(+30.69)
香港ハンセン
22,611.80
(+188.66)
日経平均
9,441.64
(+40.06)
日経225先物（シカゴ）
9,415
(+55.00)
●債券
米国10年債
3.26%
(-0.05%)
日本10年債
1.28%
(+0.00%)
●為替
資金の流れ
（ドル→ユーロ→円）
ドル−円
87.31
(-1.22)
ユーロ−円
132.17
(-0.28)
ユーロ−ドル
1.5136
(+0.0175)
■ 相場コメント
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・中国・香港株式市場ともに上昇。ここ
数日の下げで、下げすぎとの見方が広
がり、買い戻された。
・欧州、米国株式市場ともに上昇。
・ドバイ首長国の政府系会社の全債務に
ついて支払い繰り延べを求めたことが嫌
気されたが、米経済指標が予想以上だっ
たことを好感し、持ち直した。
・株が持ち直したが、同時に安全資産の
債券も買われており、以前リスク回避的
な動きは続いている。
■ トピック
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・インドのシン首相が訪米している。
・国賓の扱いですごい歓迎ぶりだが、
何かシン首相は不満気である。
・米国の本音としては、インドとも仲良
くやっていきたいが、当面は世界最大の
米国債保有国の中国に配慮しなければな
らないので、中国と仲が悪いインドとの
親密ぶりを強調するわけにはいかなとい
った状況であろう。
・インドは経済の発展段階と成長スピー
ドでは、中国に劣るものの、Bricsでも
象徴されるように、中国の次はインド
という世界の見方になっている。いずれ
インドの人口は中国を抜く。
・成長の発展も中国は物作り工場として
の発展、インドはＩＴ等知的産業工場と
しての発展と、違いがあるが、インドは
付加価値の高い産業での発展となるので
、成長力という意味では、中国より有望
ではないかと考える。
・ただ、米国から中国に覇権が移った後
、インドは中国の目の上のたんこぶとな
るので、いずれ両国の衝突は避けられな
いであろう。
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