ドバイ危機と投資家心理

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おはようございます。

■ 前日の市況
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●株式
ＮＹダウ　
10,309.92
(-154.48)

香港ハンセン　
21,134.50
(-1,075.91)

日経平均　
9,081.52
(-301.72)

日経225先物（シカゴ）　
9,220
(-25.00)

●債券
米国10年債　
3.21%
(-0.06%)

日本10年債　
1.24%
(-0.03%)

●為替
資金の流れ
（ユーロ→円→ドル）

ドル−円
86.55
(+0.07)

ユーロ−円
129.53
(-0.22)

ユーロ−ドル
1.4966
(-0.0037)

●商品
NYMEX 原油先物
75.97
(-0.26)

NYMEX 金先物
1,177.80
(-15.00)

■ 相場コメント
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・香港、中国株ともドバイ危機が波及し
て、銀行株中心に大幅下落。特に香港ハ
ンセン指数はこの1年で最大の下落となっ
た。

・欧州株は、ドバイ危機による欧州銀行
の負担が管理できる範囲であり、市場懸
念が幾分か和らいだことから上昇。

・休場明けの米国株はドバイの債務問題
をめぐる不安を背景に利益確定売りが出
て大幅に下げたが、欧州マーケットが落
ち着いたこともあり、持ち直した。

・今週始め（11/23）に、『ドルキャリ
ートレードの巻き戻しにより、安全な
先進国債券にマネーが流れ、金利を低下
させる動きとなろう。』と書いたが、
当面この動きが続きそうだ。

■ トピック
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・ドバイ危機は一旦落ち着きを見せてい
るが、これからじわじわと波及していく
と考える。

・これまで世界の大規模な政府支援で、
一時的に景気の底打ち感を演出してきた
が、本当に底を打ったかの実感のないま
ま、半信半疑の状況で、新興国投資等で
リスクをとってきた。

・今回のドバイ危機で、やっぱり自分は
リスクを取りすぎていたと目が覚めるの
である。

・要するにドバイ危機による損失金額と
かそういう話ではなく、ドバイ危機は
投資家心理を大きく変えるくらいのイン
パクトがあったということである。

・こうなると、不安が不安を呼ぶ。連想
ゲームである。

・他の新興国でも債務不履行が起きる。

・欧州銀行はドバイに多くの投資をし
ているから、欧州株は急落する。

・特に英銀は約3兆円と多いので、信用
不安が広がり、英国危機となる。

・信用収縮により、世界同時株安とな
り、リーマンショックを上回る危機が
訪れる等など。切りがない。

・ここは冷静になるべきである。

・当面ユーロ、ドルは嫌われるから、
消去法的に円は買われるであろう。

・円高でかつ、海外株安になった時は、
安く仕込めるから投資の大チャンスで
ある。

・パニくった人が投げ売りした資産を
冷静に安く買える投資家が最後に勝つ
のです。

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