ドバイ危機で英国はどう動く?

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おはようございます。
今週もよろしくお願いします。

■ 相場コメント
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・先週は、週初からファンドの11月末決
算を見据えたドルキャリートレードの解
消の動きが少しずつ見られていたが、週
後半のドバイ危機で、その動きが一気に
加速した。

・そして、そのマネーは米国債、日本国
債など先進国債券に向かい、長期金利
急速に低下した。

・市場は次の危機怯え、リスク回避的な
行動をとった格好だ。

・今週はドバイ危機がどこまで波及する
かが注目となろう。

・昨日、ドバイが所属するアラブ首長国
連邦の中銀(日銀のようなところ)が、
連邦内で活動する内外の銀行に対し、3カ
月の低利貸出を行うことを発表した。

・もともと中東自体はマネーが豊富なの
で、このように中東全体でドバイ危機収
束に取り組めば、中東自体は大きな問題
にならないであろう。

・今回の危機の連想で、他の地域の新興
国に入っていたマネーまで引き上げられ
たので、問題になるとしたら、次のドバ
イが他地域で出現することであろう。

・今回の危機で最も痛手を被った英銀が
、今後、海外投資を一斉に引き揚げると
、英銀のマネーに頼っていた新興国で、
同様の危機が発生する可能性がある。

・今週の英国の市場の動き(株式、ポン
ド、政府の対策など)に注目したい。

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