公定歩合引き上げとは?金融政策についての整理(1)

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金融引き締め、金融緩和というのは、世の中に出回るお金の量を調節する行為である。
これはFRB(米国)や日銀等各国の中央銀行が行っている。

では、なぜお金の量を調整する必要があるのか?

それは物の価格(物価)の上下動をなくし、物価を安定させるためである。
ある日、起きたら昨日食べたリンゴが100円→200円になってたり、昨日買った200万円の車が100万円に下がったりすると生活しにくくないだろうか。

お金と物の価格の関係は、シーソーでいえば、両端にのっており、まったく逆の関係である。
つまり、お金の価値が上がると、物の価格が下がり、お金の価値が下がると、物の価格が上がるのである。

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物価が上がりすぎているので、物価を下げたいと思ったら、お金の価値を上げればよい。
お金の価値を上げるには、世の中に出回るお金の量を少なくすればよい。お金の供給量を絞るのである。
世の中に出回るお金の量、すなわち、お金を貸す量(供給)を減らせば、お金を借りたい量(需要)の方が多くなり、お金の価値は上がるのである。

世の中に出回るお金の量を少なくする → お金の価値が上がる → 物の価格が下がる という流れである。

金融引き締めというのは、この世の中に出回るお金の量を少なくする行為なので、物の価格を下げることを意図していることがわかる。
金融緩和というのはその逆で物の価格を上げることを意図している。

ここで、中央銀行が金融を引き締や金融緩和をする手段として用いているものの一つが公定歩合というものである。