欧州債務問題の深刻化

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先週のNYダウは週末に12,000ドル台を回復、7週連続の下落を免れた。

米国、中国の景気減速懸念や欧州債務問題の深刻化を受け、世界的に投資マネーのリスク回避傾向が強まっていたが、週末に、ギリシャ債務問題について、ドイツが解決に向けてフランスと結束して取り込む考えを示したことから、欧州金融市場の緊張が大幅に緩和された。

ただ、同じく週末にムーディーズがイタリアの格付を引き下げる方向で見直すと発表したことで、ギリシャ以外の高債務国問題も新たに浮上しており、引き続き予断を許さない状況は続くであろう。

こんな状況の中、マーケットの最大の関心は今週21-22日実施の米FOMCに移ってきている。

QE2(量的緩和第2段)が今月末に終了するのに伴い、今後の金融政策についてどのような方針を示していくかが注目される。
QE3はなく、政策金利は引き続きゼロに近い水準を維持するとの見方が大半である。
この結果であれば既に織り込んでいるので大きな混乱はなく、横ばいの展開が続くであろう。

もし、QE3を開始するといった場合は、買い安心感からリスク選好の相場で株高となるし、利上げが近いという話であれば逆にリスク回避が一層強まり、株安となるであろう。

いずれにせよ、FOMCの結果が見れるまでは相場は様子見といったところ。