米銀行の国有化ではじまる通貨システム崩壊の危機

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ドッド米上院議員民主党)はブルームバーグとのインタービューで「少なくとも短期間は」一部銀行の国有化が必要な可能性があると述べたことで、米銀行株の国有化懸念が広がり、20日の寄り付き直後、シティグループが一時20%強急落し、2ドルを割り込んだ。バンク・オブ・アメリカは一時約14%、ウェルズ・ファーゴは10%強、JPモルガンは3%強、それぞれ値下がりした。

シティグループは昨年10月と11月に計4.4兆円にのぼる公的資金の注入と29兆円の不良資産損失保証の公的支援を得ている。にもかかわらず、経営危機は高まるばかりだ。

既にこの4.4兆円の公的資金の価値は株価下落により約3兆円は消滅しており、民間のままでのこれ以上の追加支援は困難であろう。早く一時国有化し、資産内容を精査の上、損失額を確定させないと資産100兆円銀行の預金の一斉流出が始まってしまう。こうなったらもう手遅れである。

米国の問題はシティグループだけではない点だ。昨年10月にはバンク・オブ・アメリカ、JPモルガン・チェースウェルズ・ファーゴに2.5兆円、モルガン・スタンレーとゴールドマンにそれぞれ1兆円等総額25兆円の公的資金を入れているのである。

フィラデルフィア KBW銀行株指数※は昨年10月から3分の1に下落していることから、この公的資金25兆円の約16兆円は消滅しており、問題はシティだけではなく、ほとんどの銀行が同じ状態といえる。

今後、主要銀行の一時的な一斉国有化も視野に入ってくるのではないか。
この場合、銀行及び通貨システム崩壊の危機が再燃し、通貨の代替となる金及び銀への資金逃避が起こるのである。

※調整時価総額加重平均指数。取引所および ナショナル・マーケット・システム上場のマネーセンター・バンクと地方の主要金融 機関 24 銘柄で構成

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