ソロスの金買い

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おはようございます。

本日もどうぞよろしくお願いします。

■ 前日の市況
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●株式
香港ハンセン 
21,056.93
(+448.23)

ドイツDAX指数 
5,713.51
(+115.05)

NYダウ 
10,403.79
(+78.53)

日経平均 
10,172.06
(+46.03)

日経225先物(シカゴ) 
10,240
(+80.00)

●為替
通貨の強弱(弱→強)
ユーロ→円→ドル

ドル−円
89.09
(+0.22)

ユーロ−円
120.81
(-0.33)

ユーロ−ドル
1.3560
(-0.0058)

●債券
米国10年債 
3.61%
(+0.00%)

日本10年債 
1.30%
(+0.02%)

●商品
NYMEX原油先物
78.74
(-0.94)

NYMEX金先物
1,119.10
(+2.10)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ 相場コメント
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(香港株は上昇)
・この日発表された製造業の景気動向
表す中国購買担当者指数(PMI)が、低下
した。

・これを受け、景気過熱感が和らいでい
るとの見方から、引き続き緩和的な金融
政策が維持されるとの期待が高まり、
香港株、中国株とも上昇となった。

・現在、中国政府の金融政策の方針が
市場の最大の関心。金融緩和であれば、
株買い、金融引き絞めであれば、株売り。

(欧州株は上昇)
財政問題を抱えるギリシャが、資金
支援を受けるとの観測を背景に買いが
入った。

・また、チリ地震の影響で銅相場が上昇
、業績アップ期待から鉱山企業が買われ
た(チリは世界最大の銅産出国)。

(米国株は上昇)
・英保険プルーデンシャルが米保険AIG
のアジア生保部門を3兆円で買収すると
の発表を受け、市場は好感した。

ギリシャの救済合意が近いことを示す
兆しが見えていることも相場を下支えし
ている。

ギリシャ債務問題の安心感から一旦は
落ち着いているが、予断は許さない状況

ギリシャ債務問題を片づけて、はい終
わりとはいかないであろう。

・もう既にパンドラの箱は空いたのであ
る。

・次はスペイン、ポルトガルが標的にさ
れ、最後はイギリスまで行き着くような
気がする。

・今回のようなドイツやフランスがギリ
シャを救済するようなスキームは、スペ
イン等大国には大きすぎて適用できない

・いずれ、ユーロ内での救済スキームは
崩壊するとみる。

【ソロスの金買い】

・ソロスが「SPDRゴールド・トラスト」
という金のETFを2009年10月〜12月に大量
に購入していた。

・投資額は約600億円。

・このETFは、金の現物を実際に購入し
て保管しているファンドである。金の保
有額は1,107トンで、スイスや中国より
多い。

・ソロスは資産バブルが更に膨らむこと
(資産価格が更に上昇する)ことを予想
しており、物の中では究極のバブルを
作るのは「金」だとの見方である。

・私もこのまま過剰流動性を放っておく
と資産バブルが起こると考える。

・現在、先進国を中心に世界中にばら撒
かれたマネーは、行き場を失っている。

・本来であればこれを中央銀行が回収し
なければならないが、景気が更に悪くな
ることを恐れ、回収できないでいる。

・そうすると、向かう先は、株式、不動
産になるが、これも景気減速懸念が出て
いる中、買いづらい。

・債券も過剰債務問題で買いづらい。

・そうすると、リスクマネーが向かう先
は商品市場になる。

・商品市場は市場規模が小さいので、
少しの資金が入ってくるだけで、急激
に上昇する。

・バブルを形成しやすいということ。

・ちなみに筆者も金、プラチナはずっと
購入している。先週も円高局面で金を買
いましたばかりです。

・金についてはこちらをご参考下さい。

簡単金投資ブログ
http://kintoushi.jp/

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