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■ 前日の市況
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●株式
香港ハンセン
21,244.49
(-210.45)
ドイツDAX指数
6,259.53
(+90.81)
ＮＹダウ
11,204.28
(+69.99)
日経平均
10,914.46
(-34.63)
日経225先物（シカゴ）
11,030
(+95.00)
●為替
通貨の強弱（弱→強）
（円→ドル→ユーロ）
ドル−円
93.92
(+0.46)
ユーロ−円
125.69
(+1.45)
ユーロ−ドル
1.3383
(+0.0090)
●債券
米国10年債
3.81%
(+0.04%)
日本10年債
1.32%
(-0.00%)
■ 相場コメント
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
（アジア）
・香港、中国株はともに下落。
・香港、中国当局の不動産市場の過熱
抑制を強化することが続くなかで、
不動産、銀行株中心に下落した。
・中国の上海総合指数は週間ベースで
５ヶ月ぶりの大幅安となった。
（欧州）
・欧州株は上昇。
・ギリシャの首相が23日、EUとIMFに支援
策発動を要請したと発表したことを受け、
ギリシャの債務問題への懸念が一部後退
した。
（米国）
・米国株は上昇。
・3月の新築1戸建て住宅販売が大幅な増
加率となる等経済指標の好調さを好感し、
上昇。
・ギリシャ債務問題の落ち着きも相場を
後押しした。
【トピック】
・意外と早く、ギリシャが金融支援を
要請した。
・実質デフォルト状態にあるということ
であろう。
・ギリシャの融資枠は、ユーロ圏16カ国
で3兆6千億円、IMFが1兆8千億円となる。
・ユーロ圏はこれから各国が議会承認を
経なければならず、時間もかかるだろう
し、本当に議会を通過するかは不透明
な部分もある。
・何度も書いているが、問題はギリシャ
だけではないということ。
・もっと、規模の大きいボルトガルや
スペインに広がる可能性も十分にある。
・市場は一旦落ち着きを取り戻している
が、一体何が変わったのだろうか。
・ギリシャの再建策も、ポルトガル、
スペイン等の債務状況も何も変わって
いないのである。
・これからが本当の正念場といえる。
・ユーロの闇は深い。
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