5月は買い時か - NFTで資産運用

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■ 前日の市況
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●株式
香港ハンセン　
21,261.79
(-325.27)

ドイツDAX指数　
6,159.51
(-172.59)

ＮＹダウ　
10,991.99
(-213.04)

日経平均　
11,212.66
(+46.87)

日経225先物（シカゴ）　
10,885
(-315.00)

●為替
通貨の強弱（弱→強）
（ユーロ→ドル→円）

ドル−円
93.25
(-0.68)

ユーロ−円
122.78
(-2.89)

ユーロ−ドル
1.3167
(-0.0215)

●債券
米国10年債　
3.69%
(-0.12%)

日本10年債　
1.32%
(-0.02%)

●商品
NYMEX 原油先物
81.77
(-2.20)

NYMEX 金先物
1,170.50
(+18.10)

■ 相場コメント
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（アジア）
・香港株・中国株とも大幅下落。

・中国政府の不動産抑制策に対する懸念、
中国建設銀行の1兆円にものぼる資金調達
による需給悪化懸念から、下落となった。

（欧州）
・大手格付会社のS&Pがギリシャとポルト
ガルを格下げしたことで、ギリシャが債務
不履行に陥るとの懸念が広がって株式市場
は大幅下落となった。

・予想したとおり、ギリシャ債務問題が、
ポルトガル、スペイン、アイルランド、
イタリアのいわゆるPIIGSに波及している。

・欧州危機は長引きそうな気配。

（米国）
・ギリシャ問題が他の欧州諸国に波及して
いることを懸念し、大幅下落となった。

・住宅価格指数の上昇や消費者のマインド
等この日発表された経済指標は改善の方向
に向かっているが、それ以上に欧州問題が
大きく影響している状況。

・これらの動きを受け、市場はリスク回避
的になっており、安全通貨のドルと円が買
われている。

・5月は中国では上海万博、欧州はギリシャ
の債務返済期限、米国は新金融規制、日本
は政局と、重要なイベントが世界で重なり
つつある。

・今さらながらであるが、経済学において、
リスクとは危険、損失のの意味ではなく、
「ある事象の変動に関する不確実性」を意
味する。

・つまり、リスクが大きいというのは、
損失と利得の度合いが大きくなる可能性
が高い状況を指す。

・5月はまさしくリスクの大きい月になろう。

・既にポジションを縮小している方は、
買い余力は十分あると思うので、市場が
大きく下げた場合は、この時を逃さず、
買いをいれていくのがよい。

・インド株、中国株、資源国債券（カナダ
、オーストラリア、ブラジル）、
商品（特に貴金属）、日本株（環境関連）
がお薦めである。

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