今週の相場 - NFTで資産運用

今週もどうぞよろしくお願いします。

■ 相場コメント
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・先週は、ギリシャ債務危機が広がりを
みせ、世界株式市場が同時株安、欧州発
金融危機へ発展した。

・慌てた欧州は、ドイツを含め、ギリシ
ャへの支援を正式承認、あわせて、ユー
ロ圏各国で金融安定化基金（8兆円前後）
を創設することで合意した。

・これで、今週のパニック的な金融危機
への広がりは一旦は回避されるとの見通
し。

・ただ、ポルトガルやスペインなどギリ
シャ以外の国への市場の警戒心も強く、

これらの国の債券を大量に購入している
欧州銀行の信用収縮（貸出や債券購入の
圧縮）も続くことから、当面欧州の信用
不安は解消されないであろう。

・一方、今週は中国の動向も注視した方
がよい。

・7日に中国国家情報センターが、消費者
物価指数（CPI）がプラス4.2%になるとの
見通し示し、政府が金融引き締めの目安
としている3%を超えてくる可能性がある。

・これで、政策金利の上げや人民元の切
り上げが現実味を帯びてくる。

・金融引き締めにより、中国経済が景気
減速することは、世界経済、特に日本経
済にとって、大きなマイナス要因である
ため、注意が必要である。

・そういう意味で、11日の中国の消費者
物価指数の発表（3%を超えてくるか？）
は注目である。

・あとは、世界の先進国で唯一好調な米
国経済の行方に相場も左右されるであろう
から、14日の米小売売上高、鉱工業生産
指数など経済指標が注目される。

・今週も、引き続き、欧州、中国の市場
が揺らいで、米国市場が支えるという
危なげな構図が続くから、投資家は様子
見モードとなるであろう。

・こんな時は、ちょっとしたことで世界
の株価は大きく下げ、通貨はリスク回避
の円高に動くので、海外資産を割安に買
えるチャンスが到来する。

・このタイミングを逃さず、少しずつ買
いを入れるとよいであろう。

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