インフレ期待を織り込む米市場

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■ 前日の市況
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●株式
中国 上海A株
3,186.85
(-10.39)

香港ハンセン 
23,601.24
(-26.67)

ドイツDAX指数 
6,613.80
(-25.41)

NYダウ 
11,169.46
(+5.41)

日経平均 
9,377.38
(-23.78)

日経225先物(シカゴ) 
9,455
(+40.00)

●為替
通貨の強弱(弱→強)
(ユーロ→円→ドル)

ドル−円
81.46
(+0.67)

ユーロ−円
112.85
(-0.01)

ユーロ−ドル
1.3853
(-0.0117)

●債券
米国10年債 
2.64%
(+0.08%)

日本10年債 
0.91%
(+0.01%)

●商品
NYMEX原油先物
82.59
(+0.30)

NYMEX金先物
1,338.40
(-1.20)

■ 前日の相場のコメント
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(アジア)
・中国株、香港株とも下落。

・燃料価格上昇がインフレを引き起こす
との懸念に加え、最近の急激な株価上昇
は行き過ぎとの見方から、利益確定売り
が出た。

(欧州)
・欧州株は下落。

・スイスの金融大手UBSが発表した決
算で投資銀行部門が赤字に転落した他、
鉄鋼メーカー、アルセロールミタルが減
益を予想していることが嫌気された。

(米国)
・米国株は横ばい。

・弱い内容の住宅関連やドル高を受けて
上値は重い展開。来週の中間選挙や追加
緩和の決定が見込まれるFOMCに注目が集
まり、様子見となった。

(まとめ)
・昨日、米国10年債の金利が急上昇した。

・来週の米FRBによる追加緩和で米国債
が継続的に購入されることが見込まれる
と、通常であれば米国債が買われ、長期
金利は低下する。

・ただ、この米国債購入によるドルの
発行を大量に行うと、ドルの価値は過度
に下落し、金利が上昇するという作用が
働く。

・いわゆるインフレである。

・このインフレ期待から、昨日は米国債
が売られ、金利が急上昇したということ
である。

・インフレ期待は、通貨の価値の下落と
物の価格の上昇を期待させるので、消費
は刺激されることになる。

・米FRBはこの作用を狙って、米国債を
大量に購入して、ドルを大量に発行しよ
うとしているのであろう。

・それを市場が織り込み始めたというこ
となのだろう。

・あまりにも急激な長期金利の上昇は逆
に米経済にはマイナスである。

・いかにゆるやかな長期金利の上昇を
演出していくかは来週のFRBの追加緩和
のさじ加減にかかってくる。

・11月2-3日のFOMCへの注目度は非常に
高まっているといえよう。

・相場は大きく動く可能性があるので、
それまでは様子見といったところか。