今週の相場

■ 先週金曜日の市況
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●株式
中国 上海A株
2,968.88
(-20.97)

香港ハンセン　
22,833.80
(-69.17)

ドイツDAX指数　
7,057.69
（休場）

ＮＹダウ　
11,573.49
(休場）

日経平均　
10,279.19
(-67.29)

日経225先物（シカゴ）　
10,320
(休場）

●為替
通貨の強弱（弱→強）
（ユーロ→円→ドル）

ドル−円
82.87
(-0.03)

ユーロ−円
108.67
(-0.10)

ユーロ−ドル
1.3113
(-0.0004)

●債券
米国10年債　
3.39%
(休場）

日本10年債　
1.16%
(+0.01%)

●商品
NYMEX原油先物
91.41
(-0.04)

NYMEX金先物
1,379.30
(-0.50)

■ 先週金曜日の相場のコメント
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（アジア）
・中国株、香港株とも下落。

・北京市が渋滞対策で新規登録を制限す
る措置を発表したことを受けて、自動車
販売が抑制されるとの懸念が広がった。

・また25日には、中国人民銀行がインフレ
加速に対応するため、10月以来約2ヶ月ぶ
りに政策金利を0.25%利上げすると発表
した。

（欧州）
・ドイツ市場は休場。

（米国）
・米国市場は休場。

■ 今週の相場
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・先週は週初に朝鮮半島で緊張する場面
や、ポルトガルの格下げで欧州債務問題
が再び広がったことが影響し、株式市場
は上値の重い展開となった。

・欧州問題はポルトガルからスペインへ
の不安が市場に広がりつつあるが、以前
のギリシャショックのようなインパクト
はなく、金融安定化基金等セーフティー
ネットも用意されているので、金融危機
には発展しないといえよう。ただ、リス
ク回避のユーロ安は進むであろう。

・米国株は先週も上昇し、年初来の上昇
率は約11%に達した。市場では米景気に
強気のエコノミストも増えてきて、株式
も引き続き上昇するムードである。

・一方、中国は週末に利上げを発表し、
引き続きインフレへの警戒感を強めてい
る。

・株、不動産だけでなく、生活必需品の
物価が上昇しているのは、政府として
大きな懸念材料なので、引き続き利上げ
による引き締めを続けていくことになろ
う。

・中国株も当面調整局面が続くといえよ
う。

・今週は、年末も挟むので、市場参加者
も少なく、薄商いであまり動きのない
展開が予想される。

・欧州、中国は下落圧力が強く、米国は
上昇圧力が強いといったところか。