今年1年を振り返る

■ 前日の市況
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●株式
中国 上海A株
2,881.10
(+19.42)

香港ハンセン 
22,969.30
(+347.57)

ドイツDAX指数 
6,995.47
(+23.37)

NYダウ 
11,585.38
(+9.84)

日経平均 
10,344.54
(+51.91)

日経225先物(シカゴ) 
10,330
(-10.00)

●為替
通貨の強弱(弱→強)
(ドル→ユーロ→円)

ドル−円
81.64
(-0.71)

ユーロ−円
107.92
(-0.10)

ユーロ−ドル
1.3219
(+0.0102)

●債券
米国10年債 
3.34%
(-0.14%)

日本10年債 
1.17%
(+0.03%)

●商品
NYMEX原油先物
91.06
(-0.33)

NYMEX金先物
1,412.20
(+5.60)

■ 前日の相場のコメント
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(アジア)
中国株、香港株とも上昇。

銀行株の増益見通しと原油高を受けて、銀行株、エネルギー株中心に上昇した。

このところの下げは行き過ぎとの見方も広がった。

(欧州)
欧州株は上昇。

12月の独消費者物価指数でインフレの加速が示され、独経済の好調さが裏づけられた。

これを受け、債券が売られ、株式が買われた。

(米国)
米国株は上昇。

世界的な株高と商品相場の上昇を受けて素材株、エネルギー関連株中心に買いが優勢となった。

(まとめ)
本日で今年最後となります。

2010年の世界経済は、新興国が自立回転して成長する一方、先進国は金融緩和、景気刺激策の治療を受けて、2番底をかろうじで免れたとい
った状況で、結果、この治療の副作用が政府債務危機と通貨戦争という形で現れた1年であった。

欧州ではギリシャから始まった政府債務危機、米国では一向によくならない経済に業を煮やしたFRBが6,000億ドルという巨額の量的緩和を行い、ドルを安く誘導、これが発端で通貨戦争となり、日本をはじめ、各国が巨額のドル買い介入(自国通貨安に誘導)を行った。

そして、今この巨額のドルマネーを吸収できない新興国がインフレという副作用と戦い、一方でこのドルマネーが商品市場に流入し、世界的な商品市場の高騰を招いている。

簡単にいえば、新興国の成長と世界に広がる先進国発の過剰流動性(インフレの波)といったものがこの1年の大きな動きであったように思う。

ここから、来年の相場のテーマも見えてくると思います。

来年、1月4日に来年のテーマを書き添えようと思っております。

皆様も今年のマーケットの動きと投資成果を振り返りながら、来年のテーマを考えていただければと思います。

良いお年をお迎え下さい。