今日のニュースは、なんといってもフェイスブックが「Meta」に改名したこと。
「Meta」はメタバースのメタからとっている。
メタバースを制すると宣言したようなものだ。
メタバースに欠かせないのが、NFTやデジタルマネーであり、その連想から仮想通貨全体に資金が流れた。
特に、メタバース銘柄やGame関連銘柄が買われたようだ。
イーサリアムも過去最高値の4,384ドルを更新した。
NFTといえば、その発行のほとんどがイーサリアムブロックチェーンであることを考えると、今回のファイスブックのメタバースの参入は、NFT市場の活性化につながるので、イーサリアムにとっては良い話である。
また、イーサリアムのデフレ的な仕組みが価格上昇を後押ししている。
ultrasoundのデータによれば、市場供給量から燃やされたイーサリアムの焼却速度を示す「バーン・レート」は分速5.48ETHに達した。
累計10万ETHに達した8月下旬の時点で分速3.41ETHであったが、現在は勢いが衰えるどころか1.6倍まで加速している。
イーサリアムはマイニングで供給される以上に、バーンされている状況なので、デフレ通貨になりつつある。
今後は、イーサリアム2.0への移行、それに伴う800ETH(約4兆円)のステーキング、ノード数25万など、期待値も大きく、その期待が価格に反映していると思う。
今回のファイスブックのメタバース市場への本格参入のインパクトは大きく、仮想通貨市場への資金流入は今後も当面続くと思われる。