CryptoPunks人気衰えず

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coinpost.jp

仮想通貨相場全体が低迷する中、CryptoPunks人気は衰えていない。

スタジオLarva Labs独自のマーケットプレイスで、レアCryptoPunk(#4156)の1つが10日に、2,500ETH(約11億円)で取引されたことがわかった。

以下が取引されたCryptoPunkのNFT(#4156)だ。

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この猿のデジタル画像がなんで11億円もするの?と思う人が多いであろう。

私も100億円持っていたとしても、この画像を11億円で買おうとは思わない。

これだけでなく、OpenSeaというNFT世界最大のマーケットプレイスで出来高の最も高いNFTコレクションはCryptoPunksで、過去7日間においては12,564ETH(約58億円)の出来高が記録されている。

この価格で売買が活発に行われているのが不思議だ。

 

この「CryptoPunks」という人気NFTシリーズを発行したNFT関連企業は、Larva Labsという企業で、米ハリウッドの大手タレント事務所「United Talent Agency」との契約するくらいその人気を認められている。

 

私も含め一般の人にはわからない価値観である。今はバブルでいずれ価値が暴落するだろうとも思ってしまう。

 

これまでもこのようなデジタル画像は山のようにあったが、なぜNFTにするとこんなに価値が出るのか。

それは、このデジタル画像が世界に一つしかないものを特定され、証明できるからである。

コンピューターが消滅しない限りは、みんなで管理するブロックチェーン上に永遠に残り続けるのである。

 

これは自分の妄想だが、遠い未来は、法定通貨(ドルや円など)というものがなくなっているのではないかと思う。

企業または個人でNFTやトークンを発行し、それが各々価値を持って流通し、取引所で売買が行われる。

NFTやトークン交換で成り立つ経済である。

 

こうなったとき、価値あるものを創造した人、それを支援した人が生き残る。

これまでのように中央集権的に人々を管理していた人は、世の中に必要とされず、いらなくなる。

そんな時代が来るのではないだろうか。

 

このCryptoPunksは世界で最初の人気NFTということの歴史的価値と知名度、世の中に1万体しかないという希少性、世界中の誰とでも取引ができるという流動性から、価値保存手段としてもってこいのNFTとなるであろう。

 

いろいろ妄想すると、将来的には、この今の何十億円の取引価格も安かったなという時代が来るのかもしれない。