2021年のNFT年間取引高約2兆円に、前年比200倍の伸び

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coinpost.jp

NonFungible.comとデジタル市場分析企業L’Atelier BNP Paribasが共同でリリースしたレポートによると、NFT市場は以下の通りこの1年で急激な成長を遂げた。

  • NFT市場全体の取引高:8,200万ドル(約97億円)→ 176億ドル(約2兆円)
  • NFTを年間に1回以上取引したアクティブウォレット数:8.9万→ 250万
  • NFT市場の時価総額:約3.7億ドル(約436億ドル)→ 約170億ドル(約2兆円)
  • NFTの平均価格:約50ドル(約6,000円)→ 約810ドル(約95,000円)

また、NFTに使用される主要なブロックチェーン4つを順番に上げると、イーサリアム(ETH)76%、人気NFTゲーム「Axie Infinity(アクシーインフィニティ)」のRoninチェーンが19%、NFTカードコレクションNBAトップショットなどに使われるFlowチェーンが5%、21年4月に立ち上げられたImmutable Xのチェーン1%といった状況である。

Immutable Xは、イーサリアムのレイヤー2ソリューションで、7日にはシリーズCラウンドで230億円を調達したことを発表したところで、まだ始まったばかりのサービスであるが、NFTカードゲーム「Gods Unchained」や「Guild of Guardians」に対応しており、現在、GameStop、TikTok、Openseaなどの企業が、Immutable Xを利用してアプリを開発しているので、今後さらにシェアを伸ばしそうとのことだ。

 

このように2021年飛躍的に成長を遂げたNFT市場であるが、2021年の取引高約2兆円のうち20%は、CryptoPunksとBored Ape Yacht Clubの2つだけで占められており、この高額な取引がNFT取引高を牽引したという特異な状況もあった。

ただ、他の高額なNFTがこれに続いているかと言えば、そうではない。

NFTという言葉がメディアを通じて一般的にも認知されるようになったことは大変良いことだが、一攫千金を目当てに、付加価値が低いプロジェクトが数多く乱立し、市場の飽和を招いているのが現状である。

NFTの供給量が多くなりすぎて、需要が追いついていないという状況ではないだろうか。

NFTが乱立しているため、有力なプロジェクトが見つけにくくなったと思う。

 

ただ、NFT市場には巨額の投資資金が流れ、いくつか有力なプロジェクトの芽が育ってきているのだと思う。

投資家は今こそ、プロジェクトを見る目を養う必要があろう。